これは
大好きなアイドルの高峯翠くんと
限界翠くんオタクの私が恋人になった後のお話。
付き合って1ヶ月がたった頃、
現在翠くんは私の部屋に遊びに来ています。
そして大型犬(翠くん)が
私に飛びついてきてベッドに押し倒され
抱きしめられている状態。
いつもこんなに翠くん甘えたなのか...
いや本当は全くなんですよ。
翠くんは鬱状態になると
毎回私の家に来ては激甘大型犬モードになるんです。
今日は何があったのほんと...
あーなるほど。
そういうことか。
翠くんと付き合ったあの日。
鉄虎くんに返事をしないまま終わってしまった。
せっかく気持ちを伝えてくれたのに
ちゃんとお返事しないのは失礼だと考え、
明日鉄虎くんと会う約束をしているのだ。
翠くんにはちゃんと許可は貰っているけど、
やっぱり不安になっちゃうんだね。
どっからその発想に至った。
私たちは付き合ってからキスをしていない。
翠くんからはキスをしたいという気持ちというか雰囲気は今までに感じることはあったけれど...
わたしが逃げていた。
だって...
翠くんの顔が国宝級に美しいんですもん!
前もそうだったけど
あんなに近くで見る高峯翠、
いや、距離がゼロな高峯翠をまた感じてしまうなんて
恐れ多い!!!
しんじゃうよ!!!
ということで避けてました(てへぺろ)
でもド直球に言われた今、
私は逃げることが出来なかった。
考える間もないまま、
翠くんは私の唇にかぶりついた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。