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第12話

守る存在 # 7 Ꙭ꙳
中也side__






海外任務を終えた俺は、首領への報告を終え、ポートマフィア拠点の廊下を歩いていた。



2週間も海外にいたから… 此処ポートマフィアが少し懐かしい気がする。










中原中也
中原中也
報告も終わったし…
あなたに会いにでも行くか。





あなたの方へと向かう途中、黒服達と廊下ですれ違った。





黒服達は、俺に会釈をし、
通り過ぎると中断していた会話を続行した。














…其れが、俺の耳に届いた。




黒服C
あの女、そろそろ殺したいよな。
黒服D
嗚呼。尾崎幹部は嗚呼云っていてもスパイを殺さないなんてポートマフィアのやり方じゃないよな。
黒服C
異能特務課のスパイがポートマフィアの情報員だなんてヤバいだろ。…もう俺たちで殺さないか?
黒服C
そうだな。他の奴等にも云って全員でボコろうぜ。…死んだ彼奴等の分迄、あの女を痛めつけてから殺してやる。
中原中也
中原中也
…ッ!?





__血の気が引いていくのが分かる。





















今、彼奴等が話してるのは___















中原中也
中原中也
(ッ… 真逆!!)








俺は走り出した…



















_____________________




🚪コンコン





中原中也
中原中也
中原だ。入るぞ

あなたの返事を待たずに扉を開けた。
















あなたは変わらず書類の整理、記録をしていた。






















_____だが、その姿に衝撃を受けた。



























左腕にギブス、椅子の横に置かれている松葉杖。

頭や顔に巻かれた包帯、無数の傷跡に痣…












中原中也
中原中也
ッ あなた!?

俺はあなたの傍に駆け寄る。






あなた
あなた
中、也さ… (ビクッ)

あなたに駆け寄った俺は
あなたの方に少し手を伸ばした…




あなた
あなた
ッ … !!(ビクッ)


あなたは俺の少しの動作にも驚いて身を縮こませた…。








中原中也
中原中也
… ッ
中原中也
中原中也
(一体…何があったんだ)























あなたside



中也さんが此方に手を伸ばす…




あなた
あなた
ッ …!! (ビクッ)
私が身を縮こませると、中也さんは手を引く…




中原中也
中原中也
… ッ






中也さんは何かを考え始めた。







__私は中也さんに迄も怯えてしまっている。



彼は何もしていない…。











そう分かっていても、彼も同じポートマフィアだ。

敵と分かれば私も殺すだろう。














中也さんはしばらく考え込むようにした後、



何かを決めたような表情で私も見つめた…















次の瞬間____





















あなた
あなた
ぇ… ッ






私は中也さんに「抱き締められて」いた。










中原中也
中原中也
…ごめん。傍にいてやれなくて。
あなた
あなた
中也さ…






私は中也さんの躰を押し返そうとした。











___でも、彼は逆に私を強く抱き締める。













あなた
あなた
離して…くださ
中原中也
中原中也
離さねェ。
あなた
あなた
ッ …
あなた
あなた
でも…、私は貴方の敵
中原中也
中原中也
知ってる。




中也さんは私の言葉を遮るように云った。





あなた
あなた
…ぇ?
中原中也
中原中也
お前が…異能特務課から来たスパイだって事。…ずっと前から知ってた。









その言葉に衝撃を受けた。







何かを云わなければと思い口を開くも、

再び中也さんの言葉に遮られた。




中原中也
中原中也
それでも俺は…、お前に会いたかった。話をしたかった。触れたかった…。






中也さんが私を見つめる___。



















中原中也
中原中也
俺はッ… お前の事が好きなんだ。
あなた
あなた
ッ … !!!

































ずっと
































叶わぬ恋だと思っていた…













決して叶う事の許されない恋だと。





















気持ちを押し殺して…


































でも



























もし、許されるのであれば______
























あなた
あなた
中也さん… 私 …ッ
あなた
あなた
私も、中也の事が好きです…ッ!!









中也さんは驚いたように目を開く。


















中原中也
中原中也
… 本当、か?
あなた
あなた
/// (コクリと頷く)
中原中也
中原中也
なら…俺と付き合って、くれないか?
あなた
あなた
ッ… は、い。喜んで ///






私がそう返事をすると、中也は嬉しそうに微笑む。


そして、私を強く抱き締めた。









あなた
あなた
い、痛いです…中也さん。
中原中也
中原中也
あ、ごめん…
あなた
あなた
…でも、嬉しいです。///
中原中也
中原中也
…こんなんで嬉しいのか?
これから、幾らでもやってやるよ。
あなた
あなた
… ッ ///
中原中也
中原中也
…そう云えば、なんであなたはこんなに怪我を…。








____その時、扉が開いた。









あなた
あなた
… ッッ !!!
芥川龍之介
芥川龍之介
…何故、中原幹部が此処に。





任務で席を外していた芥川さんが戻ってきたのだ。





中也さんが私から離れながら芥川さんに問う。

中原中也
中原中也
…芥川、手前こそ何か用か?
芥川龍之介
芥川龍之介
僕はスパイ女の監視と云う仕事を行ってるだけだ。…中原幹部こそ、スパイ女に何か用で?此奴はポートマフィアの敵ですが。
中原中也
中原中也
あなたに怪我をさせたのは手前か?



中也さんは低いトーンで云った。



…凄い威圧感だ。







其の威圧感にあの芥川さんも1歩後ずさる。







芥川龍之介
芥川龍之介
… 僕ではなく尾崎幹部の部下ですが
中原中也
中原中也
姐さんの…?
中原中也
中原中也
… …。
中原中也
中原中也
芥川、席を外してくれ。
芥川龍之介
芥川龍之介
ですが
中原中也
中原中也
幹部命令だ。
芥川龍之介
芥川龍之介
…承知















芥川さんが部屋から出ていく




中原中也
中原中也
…あなた、お前は俺が逃がしてやる。だから、、、ポートマフィアから…逃げるんだ。
あなた
あなた
そんな事したら、中也さんが…ッ
中原中也
中原中也
俺は大丈夫だ。
その代わり、3つだけ約束して欲しい。
あなた
あなた
…はい。
中原中也
中原中也
一つ、ポートマフィアの情報は漏らさないこと。
中原中也
中原中也
一つ、ポートマフィア関連の仕事には今後一切関わらない事。
あなた
あなた
… …。
中原中也
中原中也
一つ、また絶対逢いに行く。だから…俺を信じて待ってて欲しい
あなた
あなた
… ッ 
中原中也
中原中也
…いいか?
あなた
あなた
…は、い。


私は震える声でなんとか答えた。








瞳に涙を貯めた私を見て、中也は頭をポンポンと撫でてくれる…。



中原中也
中原中也
大丈夫だ。
…あなたなら上手くやれる。
あなた
あなた
…〜ッ 
中原中也
中原中也
だから… 泣くな。

中也さんが切なそうに微笑むから…








私は耐えきれずに声を押し殺して泣いてしまった…

















_____________________




中原中也
中原中也
…辛いかも知れねェが、大丈夫か?
あなた
あなた
… うん。まだ少し、慣れないけど
中原中也
中原中也
その格好で行けば誰にもあなただってバレない。…もしバレて、あなたが危機になったら直ぐに助けに行く。
中原中也
中原中也
だから… 行け。



中也さんに背中をポンッと押される。
あなた
あなた
…では、また。
中原中也
中原中也
嗚呼。…またな












そう云って仕事場を出る。




構成員たちに気づかれないように気配を消して歩く…。廊下を抜け、正面玄関まで辿り着く。
















逃げれた…。




そう、ホッと溜め息をついたその時。











辻村深月
辻村深月
あなたさん…??





目の前には… 異能特務課の先輩、


深月先輩がいた。



あなた
あなた
深月…先輩。
辻村深月
辻村深月
矢っ張りあなたさん何ですね…!?
辻村深月
辻村深月
その姿は…??それより、凄い怪我…。それにその痣…包帯まで…一体何があったの?!
あなた
あなた
えっ…と、あの後で説明をするので
あなた
あなた
今は、、、早く逃げないと
辻村深月
辻村深月
そ…そうだよね!私の車を近くに停めてあるからそれで移動しましょう!
あなた
あなた
はい。…有難うございます。
辻村深月
辻村深月
ううん。全然大丈夫だよ
戻ったら先輩に報告した後、手当てしよ…?? …ね?
あなた
あなた
…はい。








































異能特務課


辻村深月
辻村深月
只今戻りました…(同時)
あなた
あなた
只今戻りました…(同時)
坂口安吾
坂口安吾
その声は…あなたさんですか?!
あなた
あなた
…は、い。
坂口安吾
坂口安吾
その姿は…??其れより、その怪我…!一体何があったんです…!?
あなた
あなた
…説明、しますね。






それから私は(中也さんと親しくなった事以外の)全てを話した。









私が話している時は、異能特務課の先輩や同僚達は、私の話に耳を傾けていた。








坂口安吾
坂口安吾
そう、だったのですね
辻村深月
辻村深月
それで連絡が取れずに…
あなた
あなた
…はい。
辻村深月
辻村深月
…ん?え。あ、、じゃあこの姿って見られては行けないのでは…!?
あなた
あなた
…もう、平気です。


あなたはそう言って微笑む。


あなた
あなた
(だって…中也さんが「綺麗」だって云ってくれたから…。)
坂口安吾
坂口安吾
あなたさんには本当に迷惑をかけました。…よく頑張ってくれましたね。
あなた
あなた
いえ。礼には及びませんよ。
あなた
あなた
仕事ですから。
坂口安吾
坂口安吾
…それで、何が情報は得られました?
あなた
あなた
… すみません。
坂口安吾
坂口安吾
嗚呼、謝らなくても大丈夫ですよ。
生還してくれただけで十分です。
辻村深月
辻村深月
あなたさん、今日は疲れているでしょう?自宅で休息をとったら如何です?
あなた
あなた
いいんですか?
坂口安吾
坂口安吾
ええ。ゆっくり休んでください。
あなた
あなた
…はい。有難うございます
では、お先に失礼します




















































__それから、3週間が経った。




自宅にいたあなたの耳にピーンポーンと、来客を知らせるチャイムが届く。











あなた
あなた
(…誰 ?? )












私は不思議に思いつつも、扉を開けた。







































その瞬間、「彼」に抱き締められた。

























___もう懐かしく感じる煙草の香り。




煙草の香りに混じる、安心出来るこの匂い…



















あなた
あなた
ぁ…ッ  うぅ…






















涙が零れる。













中原中也
中原中也
…ご免。遅くなった
あなた
あなた
中也さ… ん …ッ









中也さんは私の頭をポンポンと撫でる









私の涙が中也さんの服に染みをつくってゆく…

























中原中也
中原中也
…あなた
あなた
あなた
は、い…





私が顔を上げると、
中也さんが親指で私の涙を拭ってくれる。










あなた
あなた
中也さん…?
中原中也
中原中也
…駄目だ。抑えきれねェ(ポソッ)







中也さんかま何か呟いたかと思ったら、











次の瞬間、接吻キスをされていた。










あなた
あなた
ん…ッ 
















其れは噛み付くような…とても長い口付けだった。





あなた
あなた
ぅん …ッ ///












次第に息が苦しくなり、
中也さんの手を軽く叩いて合図をする。








すると、中也さんの唇は離れ_____






あなた
あなた
中也さ…今ッ///
中原中也
中原中也
…ご免。抑えきれなかった
あなた
あなた
…い、いえ。///
中原中也
中原中也
もっとあなたに触れたい…。
いい、か?
あなた
あなた
ッ …!!





















.
あなた
あなた
はい…


















気づけばそう返事をしていた。














中也さんは私の家に入り、玄関の扉を閉めると、カチャリと鍵をかけ…












再び噛み付く様な接吻をされた。








舌が唇の間を割って入り、私の舌へと噛み付いた。







あなた
あなた
っん… ちゅ、やさ…ッ はぁ、…ッッ///











甘く、蕩けるような接吻に躰に力が入らなくなる。






中原中也
中原中也
おっ、と…






咄嗟に中也さんが躰を支えてくれる。











中原中也
中原中也
移動…するぞ。
あなた
あなた
は、い…///






中也さんは私をお姫様抱っこして、
ベットへと運ぶ…
























ベッドに優しく降ろされた私は、
熱くなった顔を手で包み、顔を背けた。





中原中也
中原中也
… あなた
あなた
あなた
… ッ ///



緊張で躰が震える…













中也さんは私の頬を撫でると再び接吻をする為に顔を近づける… が、軽く唇に触れただけで離れていってしまう。




中原中也
中原中也
…あなたに嫌われたくないから、、これで我慢…する。
あなた
あなた
ぁ… 。こ、心の準備が出来ていなくて…御免なさい…ッ。
中原中也
中原中也
いや、良いんだよ。俺たちは俺たちのペースで。…な?
あなた
あなた
は、い…ッ



































『__だって、何時でも会えるんだから。』


























中也さんはそう云った。































『…はいッ!』






















































そして、また後日にめちゃくちゃセッ((
…したのは、皆さんには秘密の話。










END

















゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+゚+o。◈。o+


作者
作者
はい!守る存在、ENDです!
作者
作者
この作者のあとがき(?)を書く前の文字数…↓
作者
作者
真逆の5000文字突破…:(∩´。ω゜`∩):
作者
作者
あと充電無いw
作者
作者
『守る存在』の最終話はなんか…展開がどんどんと変わってく感じだったなw
作者
作者
あと、少しディープキスとかの表現も入れてみました!(ฅωฅ`)
作者
作者
書いてて、こっちがドキドキするわw
作者
作者
感想くれると嬉しいです!