注意書き
*22歳太中
*付き合ってる
*メタい((学ストのポスターの撮影後
*地味に学スト(?)...否、違うか
苦手な方、地雷の方は回れ右!!
_____________________
中也side
「はい、以上です!お疲れ様でした!!」
カメラスタッフの声で和気藹々とした雰囲気となる
撮影スタジオ
つまんないの〜…と、呟く太宰
太宰は何が面白いことを思いついたのか、
表情を明るくさせて「そうだ!」と、云う。
何となく厭な予感しかしない...。
探偵社の女学生___...谷崎ナオミに手を引かれ、
更衣室へと引っ張り込まれる
ーーーーーーー
ーーーー
ーー
ナオミは俺の手首をガッチリと掴み、太宰のいる撮影スタジオ方面へと歩きだそうとする。
何か聞いてはいけないものを聞いてしまった気がするが...
にしても、こいつ意外と力強ェし...!
あーだこーだやっている内に、
太宰の居るスタジオに戻って来ていた。
太宰は気付いていないが、
俺からは太宰の姿が見える程の距離だ。
ナオミはスゥと息を吸うと、、、
すると
ナオミの声に気付いた太宰が此方にやってくる。
嗚呼もう、最悪だ!!!
絶対笑われる!!!
ナオミはそう云い、去って行った
何となく目を合わせずらくて、そっぽを向きながら
溜め息をつく____...
と、太宰も同時に溜め息をついた。
笑うんじゃねェのか...?
不思議に思い、太宰の表情を伺うと___
その顔は、赤く、染まっていた
予想もしなかった言葉に、
自分の顔に一気に熱が集まるのが判る。
太宰は口元に片手で覆い、目を逸らしている
居た堪れない気持ちになり
俺も同じように目を逸らした...
_______
#2に続く...
_______
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!