第26話

決戦②
7,368
2020/08/20 08:00
ロボロ
ロボロ
『相当不利な状況!』
ゾム
ゾム
『…………』
ショッピ
ショッピ
『総統を倒せれば、勝てますよ!』
ロボロ
ロボロ
『せやな。』
ツーマンセルは順調だが、我々国に侵入され、兵を相当失っているらしい。
それに対して☆国は、兵を失ってはいるが、全体から考えればほんの少し。
総統を倒せるかが勝負の大きな分かれ目だ。
ゾム
ゾム
あっ!後ろ!
通信をしていたら、後ろから敵が来ていた。
ショッピ
ショッピ
通信に気を取られていた…!
ダンッ  ザッ
  スッ    ダッ
ーーーーーーーーーーーーーーー
ゾム
ゾム
結構強かったな…
ショッピ
ショッピ
もう、ゾムさんと俺と10数人しかいないっすよ…
ゾム
ゾム
行くしかないやろ…
ーーーーーーーーーーー
それからも戦い続け、残るはツーマンセルと3人だけ。
ショッピ
ショッピ
(>_<)💦
ショッピ
ショッピ
そろそろ限界です…よ
ゾム
ゾム
生きて帰るって約束した…
その時、希望の通信が入る。
トントン
トントン
『あと、そこの角を曲がったら総統の部屋や!』
ショッピ
ショッピ
『マジすかっ⁉︎』
トントン
トントン
『嘘つく意味ないやろ』
ゾム
ゾム
『あぁ、確かに総統室の近くってこんな感じやったな…』
ゾム
ゾム
『総統室の近くなんて来たのは何年ぶりだろう…』
ショッピ
ショッピ
『敵は?』
トントン
トントン
『総統室には結構いる。』
トントン
トントン
『でも、通路にはそんなに多くなっウッ………』
ショッピ
ショッピ
『トントンさんっ!』
トントン
トントン
『任せ…た』
ロボロ
ロボロ
『もう、だいぶ攻め入られてる!』
ロボロ
ロボロ
『頑張ってくれ!』
ゾム
ゾム
…行こう。
ショッピ
ショッピ
はいっ!
緊迫感に包まれながら、駆け出していく。
☆国の幹部
総統室の前まで来たかっ!
ゾム
ゾム
お前になんてかまってらんねぇよ!
ザシュッ
ゾム
ゾム
う…
ショッピ
ショッピ
( ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾
ダンッ
ショッピ
ショッピ
大丈夫ですか‼︎⁉︎
ゾム
ゾム
ちょっとした切り傷や。
そういうショッピもゾムも怪我をしている。

ツーマンセルは、2人だけで総統室の扉を開く。
ゾム
ゾム
総統っ覚悟しろ!
☆国の総統
ゾムじゃないか。ここまでこれたのか。やっぱり、もう一度仲間にしたいよ。
総統の守りは堅そうだ。それだからか、余裕そうだ。
ゾム
ゾム
お前…いい加減にしろっ!
ゾムは周りの敵を無視して総統の方へまっしぐら。
☆国の総統
!?
ショッピ
ショッピ
お願いしますっ!
ショッピは総統の周りの敵をゾムから遠ざけていく。
☆国の幹部
フッw
ザシュッ サッ
ゾム
ゾム
(痛っ)
ゾム
ゾム
(ここまでこれたんや…!)
ふと目眩がする。相当、出血しているからだろう。
ゾム
ゾム
(あともう少し…!)
ゾム
ゾム
オラァっ!
総統の首にナイフを振り下ろす。
しかし、ゾムの首にも後ろからナイフが振り下ろされていた。
















ゾム
ゾム
…(*^ ^*)











ゾムはギリギリナイフにあたらず、総統が目を覚ますことはなかった。
ショッピ
ショッピ
ナイス‼︎



動揺し、悲しみに囚われた敵をツーマンセルは片付ける。
ーーーーーーーーーーーー
ゾム
ゾム
よかった…(*^ ^*)
ゾムはガックと床に膝をつく。
ショッピ
ショッピ
ゾムさん⁉︎
ゾム
ゾム
生きてるよ。
2人はボロボロだったけれど、ニコッと微笑んだ。





いろは(作者)
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