ーーーーそのころーーーー
防犯カメラを見ながら言ったが次の瞬間…
ゾムが捕らえられ、麻酔銃を撃たれるところが映る。
そして…
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ショッピは訓練場まで走る。
すると縄で縛られて連れ去られていくゾムが見えた。
周りを見ると他の幹部も集まっている。
コネシマが突っ込んでいく。
しかし、相手の数が多く、苦戦している。
チーノがそう言うと、幹部たちは一斉に敵の方へ行く。
それで、激戦となった。
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どれだけの時がたっただろう。
沢山の兵が集まり、修羅場となっている。
敵もゾムを連れ去ろうとするが我々国の兵がそれを阻み、
こちらもゾムを取り戻そうとするが、敵に阻まれている。
お互いが傷ついていくばかりで膠着状態だ。
突然、そんな状態に光が差す。
ゾムが目を覚ましたのだ。
ゾムはうっすらと目を開きながら様子を伺う。
すると、ゾムを掴んでいる敵に隙ができた。
ゾムは縄で縛られているにもかかわらず、思いっきり蹴った。
周りの敵も動揺し隙だらけだ。
そのチャンスを逃すはずもなく、ショッピがゾムを解放する。
ゾムは所持していた武器で敵を切り裂いていく。
ゾムは、恐ろしい程の速さで敵を片付けた。
我々国の兵も戦っていたが、助けがいらなかったのではないかというくらいだ。
戦いは終わり、幹部たちは問う。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!