ガシャーン
医務室のドアが破壊されました〜日常茶飯事でーす
みんな、優しいなぁ…やっぱりみんなは俺の掛け替えの無い仲間や!
退屈な日々に嫌気がさしていた俺を敵だったのに救ってくれた。
過去のせいで狙われた時、助けてくれた。
裏切っても、結局はまた「仲間」として認めてくれた。
…約1年間も待っていてくれた。
無駄にしてしまった「1年間」が惜しくなる。
俺が我々軍に来てから「平和」なんてなかった。
大変なこと、危険なことばかりだった。
でも、毎回「仲間」と共に乗り越えてきた。
もう、俺はひとりぼっちじゃない。
ありがとう。
記憶を失っても、信じられなくなったとしても、死んだとしても、俺たちは…
我々国幹部であり、仲間やで?
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脅威さんとは、あの日から。
そう、あの日から誰にとっても輝かしい毎日が始まっていた。
そんな毎日は…永遠に。
脅威さんとは、あの日から。 【完】
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。