結局、誘うはめになりました!
3年生があんなに言うから…。
でも、半分はお兄ちゃんのせい!です。
部活は?
お兄ちゃんおるからダメだぁ。
んー、授業中誘うか!
☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…
センセイ「えー、ここは……」
先生の言ってるとこ意味分かんない。
まぁ、テスト前に丸暗記すればええか!
あ!
誘うの忘れてた。
なんて言う?
一緒に行きたいとか?
でも、好きっていうのバレるし…。
あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ぁぁぁ
そう言って英のノートを持って読んでみる…
ん?
『来週の日曜日空いてる?』
ぇぇぇぇええぇぇえええ!
さ、誘われてる!?
思わず英の顔を見ると…。
笑ってるやないかーい!
膨れつらをしながら書く。
そして、ノートを返した。
てか、まさかこんなことするなんてさー。
タイムリーすぎる!
驚いたよ…。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。