私達が見た先には、相澤先生がヴィランたちにやられそうになっているところだった。
ヴィランの手下?みたいな人もいる…
そう叫ぶと、リドル寮長の魔法封じの首輪が出てきて数人のヴィランの首にはまった。
【ヴィランA】
なんだこれ!あのガキっ!
【ヴィランB】
っ!?個性が使えないっ!
【ヴィランC】
この首輪も外れないぞ!
タッタッタッタッタッ
どうする?
王者の咆哮を使ったら、朱里くんたちにまで被害が…
効果を上書きできれば…
上書き?
___そうだ!
ブォォォァァァ…
【ヴィラン】
おらっ!
【ヴィラン】
うわぁぁぁぁぁ!
【ヴィラン】
うあぁぁぁぁぁ!!!
【ヴィラン】
生意気なっ!
【ヴィラン】
!?攻撃が跳ね返って…ぐあっ!
【ヴィラン】
ぐっ…!
朱里視点
あなた…いや、あなたたちは俺を守ろうとしてくれているのか?
っ…こんなの初めてだ。
この戦いが終わる…いや、勝ったら本当のことを話そう。怖がらずに。
あなた視点
ヴィランたちをどんどん倒していく。
朱里くんの声が聞こえた直後
私の意識は途絶えた。
NEXT…
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!