13号先生の説明を聞いて、これから実習に移るらしい。
___聞こえる。
電気を操っているような音が。振動が。
まさか___!
ビリビリビリッ
バチッビリビリッ
その先には、黒い霧のようなものがあって。
何かがこちらの様子を伺っているようだ。
すると、顔に手のついた男と大勢の人が出てきた。
相澤先生が戦闘態勢に入っている。
私は…すべてがわかった気がした。
あれは『ヴィラン』だ。
そして、私は奥を見た。
そこにはブロットの化身がいた。
嫌な思い出が込み上がってくる。
(※グリムラスボス説入ります。)
リドル先輩…
レオナ先輩…
アズール先輩…
ジャミル先輩…
すると、黒い霧が足元に現れて
一部のA組生徒を飲み込んでしまった。
さらなる恐怖が襲いかかるなんてまだ想像もしていなかった。
NEXT…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。