ーーーーころん目線ーーーー
…あれはやりすぎたか…?
僕も恥ずかしくなってきた…
『も〜!!さっきのなに?!絶対あの店員さん私たちが付き合ってるって思ってるぞ?!』
効果はあるみたいだなw
ころん「嫌?」
『はぁ?!別に嫌じゃねーけど?!』
ころん「嫌じゃないなら別にいいじゃん」
『よくねぇよ!!!!!』
ころん「も〜、楽しかったのに…」
『なんなんだよ…』
店員「キャラメルフラペチーノとストロベリーフラペチーノのお客様ー!」
ころん「あ、はーい!」
店員「お待たせ致しました(*´ω`*)」
ころん「ありがとうございます(*´ω`*)」
『……。』
まだ引きずってる…?
ころん「…?あなた、どうした?」
『なんでもねぇよ…。』
ぽいな…
ころん「あっそうなの?」
『うるせぇ早く行くぞ!!』
あなた…?!
ころん「ちょ、あなた?!何すんだよ!!!」
『見てわかんねぇの?!腕引っ張ってるだけ!!』
腕握ってるだけって…
くそぉ、顔が熱い…。
『…はっ早く行くぞ!!!!』
ころん「ちょ!今両手ふさがってんだから!飲み物こぼれるから!w」
『ころんがこぼさなかったらいい話☆』
ころん「鬼畜」
『ごめんごめんwちゃんと自分のも持ちますw』
ころん「よろしい!」
『お、あそこの席空いてる、そこ座るか!』
ころん「そうだな」
(((((*´・ω・)トコトコ
「『いただきまーす!!!!』」
『うま!!!!』
ころん「めちゃくちゃ美味しい…」
そろそろ仕掛ける…か…?
ころん「…あなたの美味しい?」
『美味しい(*´ω`*)』
くそっ…可愛い…
ころん「どれどれ…。 いただきまーす」
『ちょっころんなにすんの』
ころん「口答えしないこと!」
僕はあなたのキャラメルフラペチーノの飲んだ。
勿論、あなたが口をつけたストローがささっている。
『……?!』
ころん「んー?どうした?顔赤くなっちゃって〜!!(。-∀-)」
『うるせぇばーか!!』
あなたが僕のストロベリーフラペチーノを飲み始めた。
勿論、僕が口をつけたストローがささっている。
ころん「?!ちょっあなた?!」
『あれあれあれ〜??どうしちゃいました〜??顔赤くなっちゃいました〜???照れてる〜????』
ころん「…計画通り…(。-∀-)ニヤリ」
そう…ここまでさせることが計画…
(´・∀・`)ヘッ
『は?』
怒ってるぅwww
ころん「まーまーそう怒るなって(*´ω`*)」
『何Mなの?』
そうです(´・∀・`)ヘッ
ころん「ちげーよ、ってか早く飲めよ!w」
『あいあいw』
ーーーーあなた目線ーーーー
ピーローン
「『え?』」
私ところんのスマホから同時にLINEの着信音が流れた。
ころん「ん?」
『え?』
ころん「…ちょっと待って!!」
『…?どうかしたか?』
ころん「今の通知音、なんか嫌な予感がする…。だから、誰から来たかとか、LINEの内容とかは、今すぐ見ずに、いいタイミングでサラッと見る。いいか?」
『あー、はいはい。分かった。』
私は何かを察したかのように、ころんに口をつけられたキャラメルフラペチーノに口をつける。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。