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第15話

通知音
145
2019/12/04 15:38




ーーーーころん目線ーーーー







…あれはやりすぎたか…?







僕も恥ずかしくなってきた…









『も〜!!さっきのなに?!絶対あの店員さん私たちが付き合ってるって思ってるぞ?!』







効果はあるみたいだなw







ころん「嫌?」

『はぁ?!別に嫌じゃねーけど?!』

ころん「嫌じゃないなら別にいいじゃん」

『よくねぇよ!!!!!』

ころん「も〜、楽しかったのに…」

『なんなんだよ…』


店員「キャラメルフラペチーノとストロベリーフラペチーノのお客様ー!」

ころん「あ、はーい!」

店員「お待たせ致しました(*´ω`*)」

ころん「ありがとうございます(*´ω`*)」

『……。』









まだ引きずってる…?








ころん「…?あなた、どうした?」

『なんでもねぇよ…。』








ぽいな…








ころん「あっそうなの?」

『うるせぇ早く行くぞ!!』









あなた…?!















ころん「ちょ、あなた?!何すんだよ!!!」

『見てわかんねぇの?!腕引っ張ってるだけ!!』






腕握ってるだけって…








くそぉ、顔が熱い…。









『…はっ早く行くぞ!!!!』

ころん「ちょ!今両手ふさがってんだから!飲み物こぼれるから!w」

『ころんがこぼさなかったらいい話☆』

ころん「鬼畜」

『ごめんごめんwちゃんと自分のも持ちますw』

ころん「よろしい!」








『お、あそこの席空いてる、そこ座るか!』

ころん「そうだな」



(((((*´・ω・)トコトコ



「『いただきまーす!!!!』」


『うま!!!!』

ころん「めちゃくちゃ美味しい…」












そろそろ仕掛ける…か…?











ころん「…あなたの美味しい?」

『美味しい(*´ω`*)』











くそっ…可愛い…









ころん「どれどれ…。 いただきまーす」

『ちょっころんなにすんの』

ころん「口答えしないこと!」






僕はあなたのキャラメルフラペチーノの飲んだ。
勿論、あなたが口をつけたストローがささっている。






『……?!』

ころん「んー?どうした?顔赤くなっちゃって〜!!(。-∀-)」

『うるせぇばーか!!』






あなたが僕のストロベリーフラペチーノを飲み始めた。
勿論、僕が口をつけたストローがささっている。





ころん「?!ちょっあなた?!」

『あれあれあれ〜??どうしちゃいました〜??顔赤くなっちゃいました〜???照れてる〜????』

ころん「…計画通り…(。-∀-)ニヤリ」







そう…ここまでさせることが計画…







(´・∀・`)ヘッ








『は?』









怒ってるぅwww










ころん「まーまーそう怒るなって(*´ω`*)」

『何Mなの?』







そうです(´・∀・`)ヘッ







ころん「ちげーよ、ってか早く飲めよ!w」

『あいあいw』




ーーーーあなた目線ーーーー


ピーローン






「『え?』」







私ところんのスマホから同時にLINEの着信音が流れた。









ころん「ん?」

『え?』

ころん「…ちょっと待って!!小声

『…?どうかしたか?小声

ころん「今の通知音、なんか嫌な予感がする…。だから、誰から来たかとか、LINEの内容とかは、今すぐ見ずに、いいタイミングでサラッと見る。いいか?」

『あー、はいはい。分かった。』






私は何かを察したかのように、ころんに口をつけられたキャラメルフラペチーノに口をつける。



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