目黒side
涼太くんをベットに連れて行き、
とんとんしてあげるとあっという間に
夢の中に入っていった。
…普段滅多に舘さんの寝顔なんか見ないから、
涼太くんとしての寝顔が見られるのが新鮮だ。
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早く良くなるといいな、そう思いながら
ドアを閉めた。
シャワーを浴びて、ダラダラして…。
歯磨きを終えて寝るタイミングで
しょっぴーの部屋を覗くと…。
しょっぴーにしがみついて寝ている
幼い寝顔の涼太くんと
涼太くんを抱きしめるようにして眠る
これまた幼い寝顔のしょっぴーがいて…。
微笑ましく思えたのは秘密だ。
おやすみなさい。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。