急だけど言わせてもらう。
俺、影山拓也は
──────基が好きだ。
そんな気も知らない基は俺の目の前でほかのメンバーとイチャイチャしてる。
俊 「おーいよこー!そんな照れんなってー!!笑」
悠 「いやいや、照れてないし別にw近かったから避けただけだし!?w」
どうやら横原とポッキーゲームをしてるらしい
……いやいやいや、今日別にポッキーの日じゃねーし!?
なんでポッキーゲームなんてしてんの!?
基、横原といる時すっげぇヘラヘラしてるっつーか。
幸せそうにニッコニコしてるんだよな。
毎日しんどいって……
泰 「かげー、そろそろリハ戻るよー」
そう、今は絶賛ツアー中
今回は奏とつばっくんとユニット曲する事になってるんだよな
そんでもうユニットでリハ戻るらしい。
いやー、知ってる!?基と誰がユニット組んでると思うよ!!
あの横原だぜ……???
もう俺に勝ち目なんてないじゃん…
そんな悔しさを胸に俺は奏とつばっくんの元へ向かう。
奏 「ねぇねぇリーダー、さっきからもってぃーのこと見すぎじゃない??笑」
泰 「それ俺も思った、よこと距離近いなーとか思ってるんでしょ、嫉妬が顔に出すぎ笑」
うわ、バレてんの…顔に出やすいタイプって困るよなー!!!(他人事)
「いや、まぁまぁまぁ、近い、よなーーー?嫉妬するよなそりゃー……ってなんで2人して俺の視線…っ!!!」
一応隠してたつもりだったのに誰見てたかも嫉妬してるのもバレてんのなんで!?
奏 泰 「バレやすいって」
まぁバレたなら仕方ないか…と楽屋からステージまでの道で全てを話すことにした。
泰 「うん、ごめんかげ。結構前から気付いてた笑」
「うっっそだろ!?いつから!?」
泰 「まぁ…かげがもってぃーのこと好きだなーって思い始めてるくらいからは?」
「まじかよ…」
なんて言ってるうちにリハが始まってしまった。
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「つっっかれたー!!!」
本日のリハ終了!!!いやー、結構体力消耗したなーーー!
楽屋のソファーに座り、おつかれ!!と近くにいた新とつばっくんに言いつつも俺の頭の中はさっきのポッキーゲームでいっぱい。
「……あーあ、俺も基とポッキーゲームしてぇなー、、」
俊 「ん?呼んだ?」
あ、おつおつー、と言いながら俺の横に座ってきたのはまさかの基。
「え、あーっと!?いや、基も疲れてそうだなーって思って!甘いもの食わね!?ほら!!」
と俺が基に差し出したのはお茶。
俊 「え、タク?これ甘くないけど笑」
「まっっじでミスった!!ごめん!!!」
流石に動揺しすぎだろ… 一部始終を見ていた奏が遠くでニヤニヤしてる。
俊 「いや、いいんだけどさ。笑 ごめん話が途中だったよね。 で、どうしたの?俺のこと呼んでたよね?」
なんて言いながら俺の顔を覗き込んでくる。その顔がまた、目を丸くさせて不思議そうな表情で俺の心は鼓動が鳴り止まない。
なるべく平然を装って、いや別に…と小声で呟いて基から目を逸らそうとすると
奏 「おーいちっちゃいのーー」
俊 「おぉ"い!!なんだよ!!」
とか怒りながら基は奏に呼ばれて行ってしまった。
でも目が離せなくて2人の話す姿を見ていると、、
ん??奏が基になにか渡した……??
基はなんか顔が赤くなっていくぞ…?おいおい奏…それは良くないぞ、俺が好きって知ってるのに基堕とそうとしてんのかよ…許されねぇぞそれは!!
俊 「ぁ、タクごめんお待たせ。」
顔は赤みが引いてきたが、みみはかなり真っ赤なままの基が俺の元に戻ってきた。
「いや、大丈夫。奏に何言われたの?笑」
イラつきを隠すように少しヘラヘラしながら質問する。
基はその質問にまた顔を赤らめ、
俊 「あ、えっと…あのさ、タク。ポッキー食べる?」
奏からポッキー貰ったんだよね、とイチゴ味のポッキーを俺の前に差し出す
その状況を見かねた横原が横から口を挟んできた。
ヨコ、だけにね
悠 「お、もってぃーいいもん持ってんじゃん。リーダーとポッキーゲームでもしたら?w」
さっきお前らしてただろ…なんて言葉は抑えておちゃらけながら お、いいねー!!!基やろうぜ!!! なんて言うと
俊 「ちょ…!!まぁいいけど俺絶対照れないからね」
……なんでこんなに基の顔赤いんだ?もしかして俺の事…意識してくれてんのか??
そんな妄想をしてしまったら俺の顔からニヤケは止まらない。
とりあえずみんながいる前でしなきゃ終わらないらしいのでやるかー!!!メンバーに見られんの恥ずいって!!
続く












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。