プレゼン〈続きましてはぁぁぁぁぁ、こいつらだ
ぁ!!〉
次は、轟君と、瀬呂君か...
どんな戦い方をするのだろうと、気になった
なんか、轟君イライラしてない?
何かあったのかな
プレゼン〈レディィィスタート!!〉
開始早々、瀬呂君のテープが轟君に巻き付き、
場外へと引っ張る
轟君の体はそのまま場外に........
と思った次の瞬間
一気に目の前まで刺々しい氷の塊が押し迫った
茜「______っ」
びっくりした......
下を見ると、瀬呂君は氷に埋まって.....
いや、会場の半分が轟くんの氷で支配された
茜「...........」
改めて強いんだと思った
瀬呂君のやっとの降参に、会場から
ドンマイコール?が発されていた
....次は私だ
緊張するなぁ
プレゼン〈大変長らくお待たせしたぜぇ!第二試合
で氷漬けになったステージもようやく乾いて
次の対決!!〉
私は会場に足を踏み入れた
プレゼン〈まずはsparking killing boy!!ヒーロー科、上鳴電気ぃ!!〉
茜「すぅ....はぁ」
呼吸を整えて、一歩一歩と、歩く
プレゼン〈障害物競走、騎馬戦と驚かせまくりの
A組緑谷ぁ茜っ!!〉
プレゼントマイクの言ってる言葉を耳に通し
ながら、台へ上がる
地面を何回か蹴った
. . . . .
.....このくらいだったら地面壊しちゃうかもな
上鳴「よぉ、茜...お前の実力は知ってるよ!
だが、残念勝つのは俺だ!これ終わったら飯とか
どうよ...俺でよけりゃなぐさめるよぉ?」
茜「ごめんけど、私も負ける気はない、ご飯は
また違う機会に」
プレゼン〈レディ.....〉
. .
私はいつでも上に跳ぶ準備をしておく
プレゼン〈スタートォ!!!〉
上鳴「無差別放電!!130万ボルトォォォ!!」
そうくると思った...!
私は地面を力強く蹴り、上に跳んだ
茜「ごめん....!ここ壊すかも!!!」
大声でそう言いながら私は
片足を上げ、地面に叩きつけた
ドォォォン
茜「っと...って..え?か、上鳴君....?」
上鳴「ほへっ.....ほぁ.....!?」
蹴りに入ろうかなと思ったけど、なんか気がひけるな
目の前まで近づいて
茜「....ごめんね」
トンッと上鳴君の首をチョップし、気絶させた
プレゼン〈緑谷茜圧勝!! 会場ぶっ壊してんなぁ!〉
相澤〈あいつ....ちゃっかり壊しやがって..〉
それはごめん
でも、それぐらいしか....
ミッド「二回戦進出!!緑谷さんっ!!」
一気に盛り上がった会場
取り敢えず勝ててよかった
この調子で頑張ろう
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。