第12話

後継者
315
2021/07/28 22:51
茜 、、ごめん。あそこで止めておけば怒られずに済んだかもしれないのに

緑谷 いや、僕が勝手に走ってっただけだから

爆豪 デク!!

緑谷 !!

爆豪 俺は、、ゴォ

爆豪 てめぇに救けを求めてなんかねぇぞ、、!
救けられてもねぇ!!あ!?なぁ!?1人でやられたんだギチチ

爆豪 無個性の出来損ないが見下すんじゃねぇぞ
 恩売ろうってか!?見下すなよ俺を!!

爆豪 クソナードが!!

緑谷 (タフネス、、!)

茜 、、すごい横暴、、

オール 私が来た!! ズワッ

緑谷 わ!?

茜 あ、オールマイト、、?

緑谷 オールマイト!?何でここに、、
 さっきまで取材陣に囲まれて、、

オール ぬけるくらい訳ないさ!!
 なぜなら私はオールマゲホォッ!!!

緑谷 わーーー!!

茜 、、、

オール 少年礼と訂正、、そして提案をしに来たんだ

オール 君がいなければ、、君の身の上を聞いてなければ口先だけのニセ筋となるところだった
ありがとう!!

緑谷 ニセ筋、、

茜 ニセ筋?偽物の筋肉??←←

緑谷 多分ちがうとおもうよ。

緑谷 そもそも、僕が悪いです!仕事の邪魔して、、無個性のくせに生意気なこと言って、、

オール そうさ!!

オール あの場の誰でもない小心者で無個性の君 
 だから!!私は動かされた!!

オール トップヒーローは学生から逸話を残して 
 いる彼らの多くが話をこう結ぶ!!
「考えるより先に体が動いていた」と!!

僕はなぜか お母さんと茜ちゃんの言葉を思い出していた

【ごめんねぇ出久ごめんねぇ、、!!】

オール 君も!そうだったんだろう!?

緑谷 、、うん、、ドクン

【私にとって出久君は素敵なヒーローだよ?】

違うんだお母さん後時僕がかけて欲しかった言葉は

オール 君もヒーロになれる ゴォ、、

茜ちゃんとおんなじ言葉なんだっ、、

「架空」は「現実」に
言い忘れてたけどこれは僕が最高のヒーローになるまでの物語だ。




No. 1ヒーロ「オールマイト」!!年齢不詳個性不明!
ヒーロ界に颯爽と現れその実力で不動の人気を得る。
彼の登場以降深刻だった敵発生率は年々低下し
存在そのものが"抑止力"とされ名実共に
 "平和の象徴"となった男!
そしてその男が

オール 君はヒーローになれる

僕に言った

【はぁぁ!?緑谷ぁ!?無理っしょっ!!】
 【諦めた方がいいね】
【無個性のテメェがぁ何で俺と同じ土俵に立てるんだ!!?】
 【ごめんねぇ出久ごめんね、、!!】

茜ちゃんと同じ言葉を誰かに言って欲しかった!
No. 1ヒーロー
 オールマイト(トゥルーフォーム)

憧れのヒーローがあってくれた!!
こんな、、これ以上の衝撃があるか、、!?

これ以上の、、、

オール 君なら私の力受け継ぐに値する!!

緑谷 、、、へ?

茜 すごい顔、、フキフキ

オール 何で顔をしているんだ!?「提案」だよ
 本番はここからさ、いいかい少年、、、

オール 私の力を君が受け取って見ないかという話さ!!

緑谷 (力を?何を言ってるんだオールマイト)

オール 私の個性の話だ、少年あ、一応少女も聞               
 いていてね

茜 ?はい

オール 写真週刊誌には幾度も怪力だのブーストだの書かれインタビューでは常に爆笑ジョークで
茶を濁してきた

オール 平和の象徴オールマイトはナチュラルボーンヒーロでなければならないからね

オール 私の個性は聖火の如く引き継がれてきた
 ものなんだ

緑谷 ひきつぎれてきた、、もの!?

オール そう、そして次は君の番だと言うことさ

緑谷 ちょっ、ちょっと待ってください!
オールマイトの個性は確かに世界七不思議の
一つとして喧々轟々と議論されてきましたよ
ネットじゃ見かけない日はないくらいにでも、、
あの、、個性を引き継ぐって

緑谷 それはちょっと意味がわからないと言うか、、そんな話今まで聞いたことないし議論の中
でも推測すらされてないわけでそれは何故ってつまり有史以来そんな個性は確認されていない
からって言うかそもそもアレです

緑谷 生まれつきの固有の身体的特徴であって
自己を確立する要素だからこその個性なわけで
ブツブツブツ

茜 ペシっ 出久君の悪い所ムッ

オール 君は取り敢えず否定から入るな!!
 ナンセンス!!

緑谷 な、、

オール 私は隠し事は多いが嘘はつかん!バッ

オール 力を譲渡する個性、、
 それが私の受け継いだ個性冠されたなは
   「ワン・ホォー・オール」

緑谷 ワン・ホォー、、オール、、

オール 1人が力を培い、その力を1人へ渡し
 また培い次ぎへ、、そうして救いを求める声と
 義勇の心が紡いできた力の結晶!!

緑谷 そんな大層なものなんで、、何で僕にそこまで、。

オール 元々後継は探していたのだ、、
 そして君になら渡してもいいと思った!!

オール 無個性で只ヒーロが好きな君はあの場の誰よりもヒーローだった

オール まぁしかし君次第だけどさ!どうする?

ここまで言ってもらえて
僕なんかに大事な秘密を晒してくれて!
、、あるか?ないだろ、、!あるわけない!

緑谷 お願い、、します キッ

オール 即答そうきてくれると思ったぜニッ


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