第47話

対戦後
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2021/08/13 14:12
麗日「茜ちゃんっ!お疲れ様!!」


緑谷「お疲れ様!
  それにしても、茜ちゃんの個性は聞いた事なかったけどどんな個性なんだろう...僕と似たような感じだけど、僕は指一本でセーブできるてる力
を、茜ちゃんは足一本だけでセーブできてる
つまり、僕と茜ちゃんとでは使い方からが違う
のか.....





茜「い、出久くん..?大丈夫??」

周りが苦笑いしている中、私はブツブツ言って
 いる出久君に心配をしていた



緑谷「ごごご、ごめんっ!!」


茜「いや、でもそう言う所いいと思うよ」



ちょっと、個性使いすぎたかな....


茜「 ゴホッン"ンッ


               . .
あー、ちょっとやばいかもここで吐血したら
皆に心配かけちゃう

(話の中では出てこなかったけれど、茜ちゃんは
個性を使いすぎると吐血するよ!まだ体に馴染んで
ないのもあるね!)



多分保健室には上鳴君が寝てるだろうし、

控え室で少し休むことにした


【控え室】

ガチャッ


茜「.....ごめ...」



中に入ると切島君が一人で座っていた
次の試合に出るんだとわかって閉じようとすると
「入れよ」と言われた



茜「じゃあ....失礼します...」



切島「勝ったな、おめでと」



茜「うん、ありがと」



そう
いえば、切島君って上鳴君と仲良かったっけ
ちょっと複雑だったりしないのかな....





緊張してるんだろうな...この体育祭は、将来に
かかってるって言っても過言じゃないし
 皆これにかけてるんだもんね....



切島君はずっと貧乏ゆすりが止まらないのを
 心配した



緊張を和らげるなにか....


頭を悩ます


....そうだ



茜「ねぇ、切島君」



切島「ん?」



茜「感情はまず、呼吸から整えるといいらしいよ」



切島君は一瞬ポカンと、したが、すぐに笑顔を
取り戻し「教えてくれとありがとな!」と言って
くれた



少し、緊張は和らいだようで少し安心した



茜「じゃあ私そろそろいく.. ゴホッゴホッ



私は地面に座り込んだ



切島「!?お、おい大丈夫か!?」



茜「 ゴホッカハッ



血...?あ、吐血したんだ


血を出すたびに呼吸がしづらくなってくる


あ、やばい、



反対方向に倒れ込んだ私を、切島君が支えて
くれた



茜「...っ」



切島「大丈夫か...!?血ぃでてんじゃねぇか!?」



やばい、皆に心配はかけられない



私は急いで血を拭き取った



切島君の腕を掴んで支えてもらい、ゆっくりと
自分で立つ



今、この場に来たらきっと誤解を生むと思う


何故なら抱き合ってる形だからだ


タイミングが悪く、その時"彼"は来た


爆豪「....お"ぃ何やってんだ」

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