あなたside
彼が、眠っている間に
お腹空くだろうと思って
お粥を作ろうと思うんだけど
お粥を作ったことが無かったけど作ってみた
お粥ってどうやって作るんだ?
慣れない作業で
火傷しました
ゴソゴソっと動く音がして
振り返ると起きていて
なんだか睨まれてる?
無事なのかは分からないけどお粥がひとまず完成でも彼が食べてくれるか心配です
トレイにのせてお粥を持っていき
彼の前に差し出してみた
急に?ナルシスト?
私はユンギさんがいる部屋から出た
ユンギside
やられるがままだった
アイツは俺のこと知らなかった
嘘かもしれないけど、
あのポンコツそうな顔が嘘つけると思えない
(ちょっとユンギさん('_'?))
まだ俺はここにいていいのか
家の中にを見渡すユンギ
こんなところで広い所に一人で住んでんのか
プルルルルルルリン(電話の着信音です
ヘタクソでスミマセン)
連絡先に事務所の文字
ユンギは出ずにスマホの電源を切った
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。