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第4話

27
2026/05/06 13:00 更新





























壊れかけのブランコが春風に揺らされ、小さく音が鳴った。















あれから、何千年経っただろうか。











もちろん、あの国の彼らは、死んでしまった。


戦死や病死、寿命。

私には存在しないそれらが、どうも辛かった。






そして、いつに間にかもうこの世界は、この国は。

戦争とは無縁になっていた。







確かに平和だ。

だが、自由とは程遠かった。







会社からこのまま帰宅するか悩んだが、彼に手を引かれるように、彼の手を引くように。



エーミールはあの場所へと身を運んだ。






走って





















走って。

















また、此処で世界を眺めた。
































エーミールはただ一人。












この広い世界を1番理解し、
















いちばんに愛し、




















ひとりじめしていた。





































……いや、























































_____________ガサ、































『 …あれ、俺以外にもここ知ってるやつおったんや 』















































ふたりじめ、というべきか。























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