第12話

12.えっマジで?
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2021/12/11 01:57




フジさんが車を運転してくれている

キヨが私の事を話してから改めて挨拶をする

あなた
あなたです。よろしくお願いします
フジ
え、めっちゃいい子なんだけど。マジで誘拐じゃないんだよね
キヨ
俺のことなんだと思ってんだよ


隣に座るキヨは呆れた顔をしている
フジ
キヨがタメ口なら俺も同じでいいよ。呼び捨てでいいし
あなた
あ・・・うん。最俺のフジなんだよね?
フジ
え、知ってたの?
あなた
昨日動画見せてもらったから。サングラスなかったから分かんなかった
フジ
あ〜そっか


車は走り続ける。
フジ
それよりキヨに何もされてない?
キヨ
だから俺のことなんだと思ってんだよ
あなた
何も?え、うん。キヨ優しいから
フジ
優しい!?え、めっちゃいい子じゃん
キヨ
フジ
フジ
はい


そんなくだらない会話をしているといつの間にか目的地に着いていた



ーーーーーーーーーー
フジ
俺も一緒に行っていい?
キヨ
別にいいけど


二人の後について有名家具量販店に入った
あなた
広い・・・すごい
キヨ
こんなので感動するのかよ
あなた
だって初めてだから
キヨ
え?
あなた
私、こんな広い店来たことない
キヨ
覚えてるのか?
あなた
多分


思わず漏れた言葉に自分でも首を傾げる

キヨの顔から気持ちは分からなかった
フジ
ねぇ〜二人とも〜これ可愛くない?


フジの言葉で我に返ったキヨは顔を上げた
キヨ
・・・そうか?


ーーーーーーーーーー
あなた
こ、こんなに買ってもらっていいの?


帰りの車。

服や家具、小物まで。

様々なものが積み込まれていた。
キヨ
逆にこれだけでいいのか?
フジ
遠慮しなくていいんだよ。キヨが全部買ってくれるから
あなた
ううん。これで充分だよ。ありがとう


慌てて首を振る。

結局買い物は色々な店を回って時間がかかってしまった。
フジ
楽しかった?


フジが前を向いたままそう言った

日が傾いて空の色が赤くなっていた
あなた
うん。楽しかったよ。フジとも会えたし
フジ
えっ
あなた
動画の通り優しいね
フジ
えっ・・・かわい


勢いよくフジが後ろを向いた
キヨ
信号青だぞ
フジ





ーーーーーーーーーー
ここから本編とは関係ありません。






作者
作者
作者です。すみません。読まなくても大丈夫なことなので読まなくてもいいです。
作者
作者
もう一個の小説の方ではもうお知らせしたのですが、作者の都合によりこの話も更新が遅れる可能性があります。
もう一個の小説と違って、この小説はストックがまだあるので投稿はできると思います。
作者
作者
いつも読んでくださる方、♥️、お気に入りしてくださってる方ありがとうございます。とても励みになります。
これからもよろしくお願いします。


最後ですが、この話のエンディングは誰にするかまだ決めていないです。(話の流れ的には決まってる?のかな)

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