第3話

Prolog♢
1,700
2021/06/09 11:12
とてもとても大きな空間




とてもとても大きな歓声




とてもとても大きな、父の背中_____。










キュッッキュキュ!______バァン!ドォーーン!!!


私のよく知るその人、父が違う人に見えた





その人は、目で追うのも必死なぐらい早いボールトス
それの何倍ものスピードで迫力で、コートに打ち付けた。








ワアァァァァァァァァ〜~~〜~〜!!!!!!










その瞬間、私を包んでいた空間が震え、



歓声が轟き、


熱く熱く、沸き立った_____













あなた:3歳『わぁっっ………………!』




あなたの母『ふふっ、すごいでしょ、、あれが
私たちのパパなのよ?』




あなた:3歳『すごいねぇ!パパ、かっこいいねぇー!』








父がバレーボール選手として活躍するその試合を見て、胸が高鳴った_______。






これが、よわい3歳にして、〝バレーボール〟に
心を奪われた瞬間だった













----------------------------------------------------------








あなた幼年期
『っっ!!う"あぁぁぁぁぁぁ“ぁ“ぁ“!!!!!!

~〜っっっママっ!!マ"マ"ぁぁぁぁ~~!!!



----------------------------------


__✘✘??________っ!!ねえ!
ねえってばっ!!!


うゎぁ"っっ!うっ……うぅっ……

~いやだよ!! ✘✘!!! 起きて、、、起きてよぉっっっ____』









私を、置いてかないで___








もう、      これ以上



私から奪わないで……………







もう何も失いたくない……




もう大切なものが壊れていくのを見たくない……




















大嫌いだ____________。













----------------------------------------------------------





あなた:14歳『お父さん、私、日本の学校に行きたいの……。』






あなたの父『そうか……わかった_______

________反対はしないよ、、しっかり見

て、感じて、体験して来なさい。』




















これは、

過去に囚われた私の中の〝バレーボール〟が、


出会いによって


塗り替えられる


孤独なバレーばかと


バレーばか達の物語。















━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは、ペーペーの新米作者です

この作品に目を通していただき、ありがとうございます!




初投稿で試行錯誤しながらですが、読者様にお楽しみいたたげるように頑張ろうと思います!!





恋愛要素は入りますが、そんなに沢山ではなく、
この物語はあくまで主人公の成長物語なので、
ハイキュー要素ばかりではありません。


が!私自身もハイキュー大好きなので皆様の期待を裏切らない物語を書いていきたいです!!

プリ小説オーディオドラマ