第14話

遅刻常習犯
1,134
2021/06/12 02:48
??side


??「ぁあかーん!!遅刻や!!めっちゃ遅刻や!」







身支度もほどほどに家を飛び出た





やばい、やばいわ、、、北さんに怒られる!!
ってか、起こせや!!!サムッ!!



なんやあいつ、冷酷すぎるやろ、、、
ホンマに俺の片割れか??



昨日もよぅわからんけど、レア北さん見たわ~とか言うて角名と自慢してきよるし、

俺も見たかったわ!女子と話すレア北さん!!





それも、昨日サムが起こしてくれとったら俺も見れたんに!!



とにかく今は急がな!










今日は部活で練習試合がある
確か、3校ぐらい来る言うとった気がするそのうちの1校は東京から来る高校、、、何やったっけ?


会場はうちやから、早めに行って会場作りせなあかんのに、、、








しょうがない、近道して大幅ショートカットや!!

他人のギリギリ敷地内?ぐらいの細い道を突っ切って、フェンスを飛び越える


あとはあの公園からずーっと下れば学校






案外はよ着くかもなと思いながら公園に入った___










??「!!______っ……」





目が離せんかった











公園に誰かおるなぁ、と思うて見たら、その子に目が離せんくなった






朝の風になびく金に近い髪
遠くからでも分かる、整った顔
日に照らされて透き通った目










こんな子この辺におったか??
日本?人?か??










……………………ハッ!!





はよ学校行かな!
サムに後で聞いてみよ













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Noside





??「遅れてすんません!!!」



角名「おーやっと来た」



治「おっそ、、遅刻やぞ」



??「うっさいわサム!!お前がなんも言わず先行くからや!!一言ぐらい声かk__」


北「侑。自分が起きへんかったのは治のせえか?
人のせいにするなや、見苦しいで。」



侑「!!……す、すんません……」



治「ククッ、、、笑笑



侑「(怒)!!ッソサム…



北「遅れて来たの悪いと思うてんなら仕事せえ、まだやることいっぱいあるからな」




侑「はいっす!!」

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