いつの間にか目の前に居た宮治くんと角名くん
治「俺が何??」
「えっ!治くんが女子に話し掛けとるよ!」
「転校生やんあの子!どーゆー関係や……」
藤咲「今、バレー部の話してたんよ」
角名「羽芽さんは……バレー部志望だよね」
治「マネの試験してもどーせ受からへん、早いとこ諦めた方がええで」
マネの試験??何それ……
というか、
そっか私、男バレしかないの知らずにバレー部志望とか言っちゃったから、
ほとんどの人に誤解されてる。
あなた「私、マネージャーする気はないよ」
治「!?どゆことや?」
あなた「えっと、私が言ってたバレー部って言うのは女子の方で……
無くなったのを今さっき聞いたの」
藤咲「んで私らがあなたに女バレ無くなった経緯話してたんよ」
角名「……なら羽芽さんは部活どーするの??」
あなた「____ひま、カヤ、私決めた。
女子バレー部を復活させる。」
新条&藤咲 「「「はぁ!?」」」
角名&治
新条「何言うてんねんあなた!本気なん!?」
藤咲「あなた……私あんたがよく分からんようなってきたわ、、」
あなた「っ、だって!そうでもしないと私はこれからどこでバレーしたらいいの??
私、バレーしないと多分生きてられない、、精神的に」
藤咲「……そういえば死ぬかもとか言うとったな。なんの奇病やそれ(笑)」
新条「ふふっ、あなたはおもろいなぁ」
ダメだ……全然本気にされてない
そんなに無謀な事なのかな……
あなた「はぁーーーーーー」
命綱を絶たれたような感覚に
私はため息と共に机の上にうなだれた
元女バレ恨むよ……
治「そんなバレーしたいんか?」
あなた「バレーは私の全てだよ……」
机に突っ伏したまま力無く答える。
藤咲「ブラジルでもやってたん?」
あなた「3歳からほぼ毎日してる……」
((((3歳!?毎日!?))))
角名&治(俺らよりバレー人生長い……)
新条「なんでバレー始めたん!?」
あなた「父が……元バレーのブラジル代表選手……」
((((!?!?!?))))
角名「なんでそんなバレーに執着してんの?」
あなた「っ!……バレーしてると……心が満たされる」
新条「バレー中毒やなこれ」
藤咲「というか何者?あなたって……」
治「そんなバレーしたいんやったら……
今からしに行くか??」
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やっぱりテストやばいので投稿頻度落ちるかもです!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。