グイッ
タッタッ
あなたはNissyから、すり抜けて、真司郎の方へいった。
あなたが様子を伺って、俺に抱きついてきた
目線が合う、、。
俺は、我慢できずに、あなたに顔を近づけた。
ふわっ
その瞬間、あなたからNissyの匂いがした。
Nissyの方に目線を向けると、、
目線で合図してきた
「それは、俺のだ」と、
これも、キスマも、俺に対するマーキングだったのだ。
そう、、、。俺はあなたのことが好き。
Nissyの彼女だから、そんなの駄目だと思っているはずなのに、、。
でも、この頃の俺は、この気持ちをセーブできずにいる。
すると、Nissyは俺とあわせていた目線を外し、あなたに向けた。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!