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第22話

“2”考え方
莉犬と出会う前は殴られて




希望なんか一欠片もない状態でずっと暮らしていた




私はなんで生まれてきたのか




なんの為に生きているのか




それを毎日考えて でも答えは見つからなくて……の毎日がずっと繰り返していたんだ




その日も殴られていて、本当になんの為に生きているのだろうかって考えていると隣の教室からも同じ様な声が聞こえているのに気が付いた
いじめっ子が去った後に隣の教室に行くと同じクラスの赤井くんも









虐められていた





でも





赤井くんは私みたいに、無心で暴力を受けていなくて、何でも知っているような感じで受けている
それが何故か私にはカッコよく見えたんだ


赤井くんを虐めていた人達が帰ると私は赤井くんに近付いた
あなた

だ、大丈夫?

莉犬
莉犬
?…大丈夫だよ?
顔を上げた赤井くんは頭から犬の様な耳が生えていて、目はずっと見ていると引き込まれそうな綺麗な目をしていた
莉犬
莉犬
あはは…醜いでしょ?
あなた

ううん…すごい…
えーっと何だっけ知ってるんだけど…えっとね…うーんと

莉犬
莉犬
オッドアイ?
あなた

そう!それ!凄く綺麗な目をしているね

莉犬
莉犬
ほんと?気持ち悪くないの?
あなた

うん!だって同じ“人”でしょ?

莉犬
莉犬
…!
うん!
莉犬くんと話してから、少し考え方が変わった様な気がする



ずっとこの世界が嫌いだったけど、莉犬と出会えた事には感謝してるし、



何よりも自分を少し好きに慣れた気がする