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第154話

秋風の日の恋人
夏───。


それはギラギラと太陽が眩しくて手のアイスも溶け始めている時。


君は優しく言ったんだ
ななもり
ななもり
ねぇ!な,夏祭り……一緒に行こ…?
そう言った君の耳は少し赤くて…


照れているからか,気温が高いからかなのは彼しか知らない
あなた

うん!行こ!

その時まるで初々しい私達を後押しするような暑い日には嬉しい風が一吹きした────。



















































あなた

いやーあったね!そんなこと!

ななもり
ななもり
あれさ誘うの3日戸惑ったからね!?w
あなた

あホント?w

今私達は思い出を形で残そう!という事デートに行く度に写真を撮って作ったアルバムを見返してる
あなた

ちゃんと今年も行ったもんねー!

ななもり
ななもり
ねー!
ななもり
ななもり
てゆーかあなたさ,毎年かき氷3つくらい食べてない?w
あなた

そりゃ最低3つは食べないと!!

ななもり
ななもり
最高記録は?
あなた

1日で5個。

ななもり
ななもり
ぶっwなんでそんなに食べれるの?w
あなた

え自分で聞いてそんな反応するの?!w

ななもり
ななもり
いやwよく食べるなーって思ってw
あなた

もー……w

すると君は急に向き合って真剣な目で
ななもり
ななもり
来年も……また行こうね
と一言。


きっとこれは君なりに「来年も一緒に居ようね」を伝えたかったんだと思う


だけど去年みたいに耳が赤いのには気付かないふり。
あなた

うん!勿論!

ななもり
ななもり
ふふっ
ななもり
ななもり
あちょっとコンビニ行ってくる!何か欲しい物ある?
あなた

んー……なーくん!!

ななもり
ななもり
へ?!……///
ななもり
ななもり
もー馬鹿なこと言ってないで他に欲しい物ない?
あなた

んへへwないー!

この時もっと好きって言ってればよかった


私も行く!って言ってれば……


君と来年も夏祭りに行けたのかな












































あなた

んー…遅いなあ

なーくんがコンビニに出掛けてから1時間半くらい経っている


家からコンビニまでは5〜10分で着くし…


まさか………迷子?!


いやいやそっからそこだしなあ……


も,もしかして……事故に巻き込まれてたり?!


いやいやいやそれだったら連絡が来るだろう………


とりあえず!探しに行かないと!!!






































彼は意外とすぐに見つかった


そうコンビニに行く道の途中で何か足元を見つめてゆっくりと歩いていた
あなた

なーくん!

ななもり
ななもり
うわあ!あなた?!
あなた

びっくりしたあ〜なーくんなんでこんなに帰ってくるの遅かったの?

ななもり
ななもり
…えっとね………えぇっとね……?
あなた

どうしたの?

ななもり
ななもり
うぅぅ………
あなた

うん?

ななもり
ななもり
あなたに……………た……………………しちゃった…
あなた

ん?なんて?

ななもり
ななもり
あなたに貰ったストラップ………
あなた

ストラップぅ?

ななもり
ななもり
あなたに初めて貰ったプレゼントの………
あなた

あぁ!私が作ったなーくんのラッキーストーンのストラップ?

ななもり
ななもり
気付いたらチェーンが外れてて……なくなってたの…
あなた

なんだあ!そんなこと?

ななもり
ななもり
そんなことじゃないの!俺の宝物だったの……!
あなた

また今度にしよ?暗くなってきたよ?

ななもり
ななもり
…………うぅ………本当にごめん…
あなた

え?私?私は全然大丈夫だよ?

あなた

それより私心配したんだよ〜?中々帰ってこないから〜……

ななもり
ななもり
……ごめん
あなた

帰ろっか!

ななもり
ななもり
うん…………
ななもり
ななもり
あっ!!!
なーくんが驚いて指を指した先には……


信号機の根元にキランと光るストラップがあった


そしてなーくんはそれを目にした途端走り出す
ななもり
ななもり
タタタタッ
なーくんが走って渡っている横断歩道の信号は………

















































赤色……?!


プップーーー!!


プーーー!!
あなた

なーくん駄目!!!危ない!!止まって!

ななもり
ななもり
……え………?
駄目だ……間に合わない!!


気付いたら私の足はなーくんの方に向かっていてなーくんの背中を押していた
あなた

トンッッ

ななもり
ななもり
わっ!あなた……?
ドンッッッ!!!
あなた

………………ッ……





































目を覚ますと私の周りには見たことがない機会が沢山並んでいて白衣を来た男の人が見えた
看護師
目を覚ました?!こんな状態から目を覚ます症例なんて………
先生
は,早く近くにいる知り合いの方を呼べ!
あなた

……?

なんだか息が苦しいや……


なんでだろ………


私…何してたんだっけ?


そうだ!!なーくん!なーくんは無事なの?!


ん……でも凄く眠たいや………


なーくん…なーくんに会いたい………


ドタドタドタッ………ガチャッ!!
ななもり
ななもり
あなた?!あなた聞こえる?!
あなた

……っ…………ぁ…

なんだか身体中が痛くて声を出すのも苦しかった……


もう二度となーくんに会えなくなるかもなのに……


なーくんに伝えたいのに……


「好きだよ」


「大好きだよ」


「愛してる」


って


「幸せになってね。さよなら」


って………


言いたいのに…声が出ないよ……
ななもり
ななもり
あなた…あなた!
あなた

……な………く…

ななもり
ななもり
あなた……!……グスッ
あなた

…な…………く……

あなた

…………て……………愛し…………る…

ななもり
ななもり
あなた……俺も愛してる!愛してるから……目を瞑らないでよ…!
あなた

…………さよ……ら…………

ななもり
ななもり
さよならなんて言わないでよ!!
あなた

……し……わせ…………な…て……

ななもり
ななもり
……あなた…ッ……
それはゆるやかで切なく寂しい風が吹いた秋の日の出来事………。


秋風の日の恋人
END