る「39.5度もあるんですよ?!」
『ポケー…』
る「朝測った時は何度だった?」
『さんるぅ…はひろ…はひ…///』
る「舌回ってないし…」
る「とりあえず,冷えピタとかお薬とか持ってくるんであなたは寝ててね?」
『………コク』
る「よしよし,すぐ戻るからね」
本当は行かないで欲しい…
でも,るぅとくんは私の為に行ってくれてるんだよね…
─すぐ戻るからな─
─あなたはそこで待ってて─
─良い子で待っているんだぞ─
─やだぁっ!行かないで…!1人にしないでっ!─
お父さん……お母さん…
る「あなた…?…」
『私を1人にしないで…ポロッ』
る「あなた…大丈夫?結構魘されてたけど…」
『怖…ったぁ……ポタッ』
る「怖い夢見たの?」
『コク……』
る「どんなの?」
『お父さんとお母さんが私を捨てた時の夢…』
る「………ポンポン…大丈夫だからね」
る「僕がずっと傍に居るから…」
『グスッ………ヒグッ…る,とくぅ……グスッ』
る「よしよし…って,言って傍からお粥作らないとだからなぁ…どーしよ」
『……むぅ……る,とく…のお粥食べうかあ…行って?(るぅとくんのお粥食べるから行って?)←涙目&上目遣い』
本当は傍に居て欲しいけど…
るぅとくんのお粥も食べたいし…
る「うーん…そんな顔されたら行きたくなくなっちゃった♪」
『パァァァ!!……ほんと?』
る「うん…w」
『ねーえなんで笑ってるのぉ?』
る「なんでもない…w」
る「ただ,あなたの反応が可愛いなって思っただけだから…w」
『ねぇそれなんでもあるじゃぁん…』
る「ふふw喜んだってことは僕に行って欲しくなかったの?」
『……コク』
『寂しかった…から…』
る「そっかぁ〜…まぁなかなか会えなかったしね」
『……コクコク』
る「ギュッ…」
『ビクッ』
る「あれ,びっくりした?」
『急にぎゅってしないでよね…///』
る「なんで?」
『…び,びっくりするじゃん///』
る「ふふwあなた可愛い」
『むぅ…私はかあいくないの!』
『るぅとくんはかっこいいもん…(小声)』
る「そうゆう所ですよ?///」
『嘘…聞こえてた?///』
る「ばっちり」
『うわぁ///』
る「まぁ…」
る「どんなあなたも好きだよ?(耳元)」
『?!……///』
『馬鹿っ!私もだし…///』
る「てか,あなた昨日寝てないですか?」
『ね,ねねねねねね寝たよ?』
る「プッw動揺しすぎw」
『……///』
る「昨日夜,何してたの?」
『えっと……』
どうしようぅぅぅぅう!
私,料理下手だけど最近練習してて
なかなか会えなかったから,頑張ってたら12時回ってて…
それから,ラッピング頑張ってたら2時過ぎてて急いで寝た…
なんて言えないぃぃぃぃい!!
る「教えて?」
『…………///』
る「あなた?」
『だ,台所のテーブルの上の箱持ってきて…?』
る「うん!」
.
る「これ?めっちゃ可愛いラッピングだね」
る「誰かからの貰い物?」
『ううん……るぅとくんに昨日作ってたら…寝るの遅くなってた…』
る「そうなの?!」
『うん…』
る「開けてもいい?」
る「え,めっちゃ美味しそうじゃん!」
る「ねぇねぇ食べさせて?」
『あーんするの?』
る「そうそう!」
『っ……///』
『あーん…///』
る「パクッ……モグモグ」
る「あ,美味しい!」
良かった〜……その子を作るのに私は何円もの犠牲を払ったか…
る「あなたも食べてみて?」
そう言われて私もるぅとくんにリア充の定番あーん…を待ち構えていたら……
chu…♡
『?!?!?!///』
『んっ………ふぁ…///』
る「んちゅ……クチュクチュ…ん…///」
『ちょ……ん…ると…く…ふわ///』
る「ぷはぁ…///」
る「ね?美味しかったでしょ?」
正直,ドキドキしすぎて全然味なんか感じなかったですはい。
『もーう…るぅとくん嫌いぃ…///』
る「えぇ…」
る「どうしたら許してくれる?」
『……………………してくれたら…///』
る「なんて?」
『馬鹿!本当は聞こえてるんでしょ?!///』
る「いや,本当に聞こえなかったんですっ!」
る「もう1回言ってくださいよぉ〜」
『もう1回キス…してくれたら,許す……///』
る「?!」
る「勿論!」
chu♡
る「ん……レロ…クチュ……んぁ…///」
『んん…ると…く…ふぁ……///』
『ん……ふわ…///』
『ぷはぁ…///』
る「今日なんか積極的だね」
『うるさいっ!///』
まぁ無事に(?)私の風邪がるぅとくんに移って看病をしたよ
めでたしめでたし←
デートの日に風邪を引いたようで…
END
✂︎-----------------㋖㋷㋣㋷線-------------------✂︎
はーい作者でぇーすw
今回はですね,初めて!
R18系?をぶっ込みました←え
うーん…なんか下手……
でもるぅとくんはかっこいいないつも通り←頭おかしい
まぁ…感想とか書いてくれたら喜ぶます!
それではばいちゃ!
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!