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第95話

タラレバ 小説風に
〈Colon―side〉


昨日,今日,明後日も君を想い出すだろう…


『あ……月だ』


今日は綺麗な満月だけど,僕には毎日あなたの事を考えてる僕に呆れてるように見えちゃうな…


君が笑っていればいい


前まではそれだけで良かったけど


僕の事を思い出して欲しい……記憶を戻して欲しいとか求めるばかり…


あの時僕も一緒に下校して“たら”今頃は君は隣に居てくれたのかな…?


あの時「一緒に帰ろ」って言って“れば”僕達の未来はまだ続いていた…?


〈Riinu―side〉


君との記憶…


「莉犬くん!」


「莉犬くん?」


「莉犬くんのこと今までもこれからも大好きだよ」


何回も繰り返しループする


『……あなたっ……ポタッ』


もう何度目の涙を見ただろう


君と出会う前からやり直せるなら,


幸せ願おう。


俺以外の誰かと───


〈Ruuto―side〉


「今日雨降ってるね〜相合傘…する?」


「ねぇめっちゃ空綺麗だよ!」


雨の日も晴れる日も君を想い出すんだ


僕の心は揺れていて揺れる花のようだ…


何年もあなたと2人で歩いたこの道…


今は,1人で歩こう…


「ねぇねぇあそこまで競走ね?」


「肉まん食べよ!」


思い出の中…


時間が解決してくれる,とか言うけど


僕の場合1日1日…あなたとの思い出が鮮明になっていくばかり


本当はわかってる


僕たちの物語はENDROLLに向かってて今はまさにlast sceneだってことに


気付かぬうちにやっぱり心の距離は離れて行っている


そして,僕はまだあの日に置き去り…


(あなたはまだ帰らないのかな…?)


(付き合ってすぐは毎日一緒に帰ってたけど今日は1人で帰るか…)


〈Jel―side〉


君との最後の記憶


「ジェルくんは…私の事………好き?」


その時は恥ずかしくて,答えられなかった



俺は今,凄く現実から逃げたくて歩き出した


どれだけ遠く歩いてきただろう


君と出会う前からやり直せるなら


俺の初恋はただの男好きの女だったけど


間違わないよ


君以上は居ないよ…


〈Satomi―side〉


「さとみくんっ!これからも私の傍に居てよね?」


『え…あなた………?』


「さとみくん?私の事……好き?」


夢だ……


夢で見るほど君が好きなのかな……


夢の中さえも君が出てきちゃう始末


でも………


あなたが俺の事思い出せないなら……


せめてこのままで……


あと少しだけ……


あの時抱き締め“たら”今頃は君の心を取り戻せれてたのかな…?


あの時引き止め“れば”未来はここに居ないよね…?


〈nanamori―side〉


君との記憶


「なーくん誕生日おめでとう!」


「なーくんチョコ作ったよ〜♪」


何度も繰り返しループする


『あなた……グスッ』


もう何度目の涙を見ただろう…


またいつかきっと恋に落ちたなら…


幸せにしよう


君以上に誰かを…


君との記憶…


「海行く??お祭り行く??」


「メリー!クリスマス!」


何度も繰り返しループする


『…あなた……』


こんな泣いてばかりの女々しい夜にさよなら告げよう


止めてた時を…


動かすように


君との思い出はそっと…


しまって…