第4話

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2020/10/18 09:28

江口side




花江夏樹
ふぅ〜ごちそうさまでした!
西山宏太朗
美味しかったですね
(なまえ)
あなた
ごちそうさまでした。
安元洋貴
さぁ皿でも洗うか
江口拓也
あっ安元さん!僕も手伝いますよ!


俺は安元さんと台所へ向かった。



安元洋貴
で、江口。話したいことがあるんだろ?
江口拓也
やっぱバレました?


う〜ん安元さんには隠し事できないな〜


いつもこうやって見破られる…


お父さんか…

江口拓也
今日、夕飯のときに明らかに動揺してる人、居ましたよね。
安元洋貴
あぁ…
江口拓也
あんなに動揺するなんて…何かあったのかな…
安元洋貴
それはわからんな


そう。今日夕飯のときに明らかに動揺してる人…。

いつもだったらお仕事とかの話でなかなかご飯が進まないのに


今日は違った。



あなたちゃんを見たときから。



何かを考えていた。








いや、逆だ。



何も考えないようにしていたのかもしれない。


安元洋貴
まぁ本人にちょっと聞いてみるか
江口拓也
ですね。
安元洋貴
そこに居るんだろ?花江くん。
花江夏樹
………
花江夏樹
やっぱバレますよね
安元洋貴
あったりめぇだ。



台所の扉から花江くんがひょこっと顔を覗かせた。


江口拓也
なんかあったの?
花江夏樹
話すと長くなるよ?
江口拓也
大丈夫だよ


そう言うと花江くんは口を開いた。

























花江夏樹
あなたちゃん……俺の幼馴染かもしれない。

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