第279話

🌈56 長老様に呼ばれた③
12
2021/12/04 08:09
りう「さて、次はお主らに関わる大事なお話じゃ。」
🌈・麻里奈・れいん「お願いします!」
りうさんはまず、鍵について話します。
りう「あなた、麻里奈、れいん。お主らが鍵を持ってるのは知っておるか?」
🌈「はい。私は3歳の時にお母さんから貰いました。」
麻里奈「私は8歳の誕生日に叔父から貰いました。」
れいん「私は生まれた時にお父様とお母様から貰いました。」


りう「実はな、その鍵…お主らを自ら選んだ意思を持った鍵じゃ。」
🌈「そうなんですか!?」
りう「虹界の伝説で、鍵に選ばれた者は虹界と人間界行き来でき、妖精と友達になれる。しかし、それを知られたら鍵を失う。」
麻里奈「あなたが初めて虹界に行った日の夜、私に「虹界の事秘密にしていい?」って聞いてきたんです。もしかしたらあなたは伝説を知っていたと?」
りう「その通りじゃ。あなた、まだ話していなかったがお主の家系図を持ってきた。」
家系図

虹乃花 あなた

父 良平

母 佳奈子(旧姓日高)

父方祖父 武夫

父方祖母 千鶴

母方祖父 忠臣

母方祖母 みちか

父関係のおじ 友介

母関係のおじ 武瑠

父関係のおば 千帆

父方いとこ ひなた、瑠李、心春

母方いとこ みか、葵

おじ(友介)婚約者 美羽

おば(千帆)婚約者 ◯◯

おじ(武瑠)婚約者 麻美

曽祖父 (武夫父) 井津衛門 故人

曾祖母 (武夫母) かつえ 故人

曽祖父 (忠臣父) カルスト 故人

曾祖母 (忠臣母) くにゑ 故人

曽祖父 (千鶴父) 邦康 故人

曾祖母 (千鶴母) 子ツル 故人
🌈「もしかして、ひいおじいちゃんが妖精と関係あるんですか?」
りう「あなた、良く聞け。お主のひいおじいちゃんは妖精族じゃ。」
🌈「本当ですか?」
りう「ああ。わしがまだ長老に即位したての頃に会った事があってな…」
長話カット
りう「それでカルストが人間と結婚することになった時、わしは古の鍵を渡したんじゃ。後の代、選ばれる鍵を見守って欲しいと。」
🌈「じゃあ…私が持ってた鍵は?」
りう「それはな、古の鍵の生まれ変わりじゃ。」
🌈「私が選ばれた…?」
りう「あなた、お主は違う種族とも仲良くなれる力を持っておる。その力を大人になっても持ち続けるんじゃ。そして将来、鍵を継げ。良いな。」
🌈「わからないけど…やります。」


そして麻里奈…
麻里奈「あなた!実は私の家系にも妖精族がいたよ!」
🌈「ほんとに!?」
麻里奈「私の場合はお母さんのおばあちゃん。」
🌈「麻里奈も!?びっくり!」
麻里奈「私もだよ!」


なんか、私達の家系やばいな
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