『まあ、そうだねー』
《それだけ!?》
『えっ、うん』
山「チョコとかないのでしょうか」
『どうでしょう』
《おーーーーい》
中「俺、この時の為に頑張ってたんだぞ!」
『嘘をつくな』
中「はい」
『欲しいですか?』
《もちろん!》
『そうか、じゃあ他のグループの楽屋行くわ』
知「えーなんでー」
『渡さなきゃでしょ』
八「俺らは?」
『我慢しろ』
『じゃあ行ってきマース』
《あなたー!!!》
ガチャ
『ふー』
『どこ行こうかな?』
?「姫ー!!!!」
『うわー』
?「うわー、じゃねぇだろ」
『はい』
『ふまけんの二人』
菊「何」
『勝利とマリいる?』
中島「いるよ、姫」
『OK、楽屋連れてって』
菊「いいけど、どうせチョコだろ」
『チョコじゃない、今年は、クッキー』
中島「俺のためだよね」
『何言ってんだ、中島の健人』
中島「ひどーい、ていうか呼び方変えて」
『嫌だよ』
『中島だと、裕翔がいるし健人だと漢字が違うけど長尾の謙杜がいるじゃん!』
中島「だったら、、、、」
『中島ってよぶわ』
中島「健人がいい」
『それは、置いといて』
『まだかね』
菊「ここ」
ガチャ
『勝利!マリ!』
佐マ「あなたちゃん!」
『可愛いなぁー』
『ハッピーバレンタイン』
『はいどうぞ』
佐「クッキー?」
『うん』
マ「嬉しい」
『よかった』
『ふまけん、ほらよ』
菊「おーありがとう」
中島「セクシーサンキュー」
『他も行くからバイバイ』
《バイバイ》
ガチャ
『ここは、、、』
『入ろう』
コンコン
ガチャ
『失礼』
?「どうしたの?」
?「あなたちゃん!!!!」
?「どうしたんですけろ」
『クッキー渡しにきたぜ、HiHi』
井「うわぁー嬉しい!!」
『みずきー!!』
『バレンタインだからね』
橋「あなたちゃん」
『どうした』
橋「美味しいよ、これ」
『食べるの早いわ』
髙橋「今年も、ありがとうございます」
『くるしゅうないぞ』
井「やめときな、あなたちゃん調子乗る」
『ごめん』
作「来年何作るの?」
『考えてる訳ないだろ』
猪「他の楽屋行かなくていいの?」
『行くわ』
《バイバイ》
『うん』
ガチャ
?「あなたー!!!!!」
『なになにこわ』
?「何してるの?」
『バレンタインだからまわってる』
?「ぬれおかきある?」
『あるわけないだろ、平野くん』
『でも、今年は、クッキー』
平「やった!!食べたい!」
『あげるけど、キンプリの楽屋でね』
平「はーい」
ガチャ
平「ただいま」
《おかえり》
『どーも』
永「うわーあなたやん」
『悪い?』
永「悪い」
『じゃあ、廉には、あげないわ』
永「まさか、、、」
『バレンタイン』
永「すいません、ください」
『いいよ』
岸「あなた、好き」
『ちょっと、無理』
神「ちょっとじゃないでしょ」
『だいぶだったわ』
岸「悲しい」
髙橋「あなたちゃん♪」
『どうしたの♪』
髙橋「ちょーだい♡」
『いーいよ』
『はい、どうぞ』
平「今年、クッキーだって」
永「あなたでも作れるんやな」
『ほんとにあげないよ』
永「許してください」
『次は、ないよ』
岸「なまえ、ありがとう」
『毎年の恒例ですから』
『じゃあ他も行ってくるわ』
《気おつけてね》
『はいよーバイバイ』
ガチャ
『すっごいLI〇Eきてる』

編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。