冴島side
仕事の時間もそろそろ終わりに近づいてきたころ
自分の仕事はとりあえず終わらせ、業務終了の合図をまつ
藍沢先生は変なことしてないだろうか……
過保護だなぁと思う←好きだからしょうがない
終了の音楽が流れた
酷かったかな?まぁ、いいや←いいのか
仲いいなあ(笑)
藤川先生を急かせ、その間に車を移動させに行く
念の為、あなたにLINEを入れる
家に向かった
私の家は病院から数分だから、直ぐにつく
小声ではいる
緋山先生が小声で言ってくれた
今日は難しいのかな
みんなで静かにしていると
という声が聞こえてきた
声が聞こえてきた
何か言ってるようだけど、上手く聞き取れない
やっと聞こえたところが
というこの部分
みんな納得しているようだった
そして、
もうすぐかな
あなたの手術中の口癖がでてきた
そして
終わった、今回は長かった
いつもなら、直ぐにでてくるんだけど、今回は違った
ドアのそばを通ったときに
私は思わずノックした
(トントン)
あなたが藍沢先生を抱きしめていた
何か事情があるらしくて、そこまで問い詰めなかった
暫く二人きりにしてあげよう
行き過ぎた関係ではなく、ちょうどいい関係がいいなと思った
ねくすと
基本あなたsideでいきます
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。