第9話

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2019/08/13 14:11
冴島side
仕事の時間もそろそろ終わりに近づいてきたころ
緋山 美帆子
冴島がおかしくなってる
白石 恵
えっ
冴島 はるか
あなたーあなたあなた
緋山 美帆子
怖いんだけど
自分の仕事はとりあえず終わらせ、業務終了の合図をまつ
冴島 はるか
あ、あなたまだ手術中なので家入ったら静かにお願いしますね?
藍沢先生は変なことしてないだろうか……


過保護だなぁと思う←好きだからしょうがない
緋山 美帆子
わかった
終了の音楽が流れた
冴島 はるか
できるだけ早くしてください、先に車行って、座るところ確保してきます
緋山 美帆子
了解
白石 恵
はーい
藤川 一男
はるか、いる?
白石 恵
冴島さんなら
緋山 美帆子
音楽終了と共に更衣室行って、速攻着替えて、車行ったけど?
藤川 一男
早いなー、ほんと
緋山 美帆子
藤川も早くしてよ
白石 恵
あなたちゃん待ってるんだから
緋山 美帆子
白石、待ってるのはあなたじゃなくて、姉の方
白石 恵
あ、そうだ
冴島 はるか
早くしてください、置いていきますよ
酷かったかな?まぁ、いいや←いいのか
みんな
(シニア)
すぐ行きます
仲いいなあ‪(笑)
冴島 はるか
藤川先生もです
藤川 一男
あっ、はい
藤川先生を急かせ、その間に車を移動させに行く
みんな
(シニア)
お待たせ
藤川 一男
わりー
冴島 はるか
じゃあ、行きますよ
念の為、あなたにLINEを入れる
冴島 はるか
(LINE)
今から帰るね♡
家に向かった
私の家は病院から数分だから、直ぐにつく
冴島 はるか
ただいま〜
小声ではいる
藤川 一男
お邪魔します
緋山 美帆子
藤川声でかい!失敗したらどうすんの!?
緋山先生が小声で言ってくれた
白石 恵
ねぇ、冴島さん
冴島 はるか
はい?
白石 恵
あなたちゃん彼氏でもいるの?さっき靴あったから
冴島 はるか
いや、あの靴はのちのち分かりますよ
白石 恵
冴島 はるか
座ってください、お茶入れますから
今日は難しいのかな
みんなで静かにしていると
あなた

まずいな……

という声が聞こえてきた
あなた

藍沢先生ならどうする?

声が聞こえてきた
白石 恵
えっ?藍沢先生!?
じゃああの靴は……
冴島 はるか
藍沢先生のです
藤川 一男
そう言えば午後から見なかったなー
白石 恵
何してるの?
冴島 はるか
藍沢先生は今研修中です
藤川 一男
研修!?
緋山 美帆子
静かに!
藤川 一男
わりー
何か言ってるようだけど、上手く聞き取れない
やっと聞こえたところが
あなた

治らない……最悪、亡くなってしまったら、その方を忘れなければいいんじゃないかな

というこの部分
みんな納得しているようだった
そして、
あなた

さあ、last spurt!

もうすぐかな
あなたの手術中の口癖がでてきた
そして
あなた

Thank you very much

終わった、今回は長かった
いつもなら、直ぐにでてくるんだけど、今回は違った
ドアのそばを通ったときに
あなた

こーくん先生いつも頑張ってるもんね……弱音吐ける場所が1つでも欲しいよね……


あなたがなってあげる

私は思わずノックした
(トントン)
冴島 はるか
あなた?
あなた

ねぇね?ごめん、もうちょっとだけ待って

冴島 はるか
?わかった
あなたが藍沢先生を抱きしめていた
何か事情があるらしくて、そこまで問い詰めなかった
冴島 はるか
みんなきたから、待ってるね
あなた

わかった

暫く二人きりにしてあげよう
行き過ぎた関係ではなく、ちょうどいい関係がいいなと思った









ねくすと

基本あなたsideでいきます

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