また人を殺すのかな …
そんな話聞きたくないし 、 早く部屋行こう 。
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オンマに連絡でもするか 。
そう思い 、 携帯の電源をつける 。
相変わらずのお節介っぷりについ笑ってしまう
おんまには 、
「 私は大丈夫 。 」
「 おんまは元気 ? 」
と打ち込み 、 送信ボタンを押した 。
数十秒後につく既読 。
返事は 「 そう 、 ならよかった 」
「 妹も元気だよ 」
私は 、 ここに死ぬまでいるのかな …
少なくとも 、 どんどん成長していく
妹を見届けたい 。
数分後 、 着信音がなり 、
おんまからは 「 おやすみ 」 という返事 。
もうおんま寝るんだ ㅎ
最後に 「 おやすみ 」 そう送ってスマホを閉じた
これが最後の会話になるとは知らずに 。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。