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普段はあまり口を開かないてひょんさん 。
皆 そんなに私の事信じられないのかな …
渋々受け入れてくれて 、
久しぶりの外に出る 。
手を広げる 。
心地よい風が 、 私の身体を冷やしてくる 。
もう 、 ここの敷地を出れば私の身は自由 。
… だけど 、 私の身体は言うことを聞いてくれない 。
… でも何故か 、 逃げたいとは強く感じない 。
… 逃げたら 、 ほんとに殺されちゃうかも 。
逃げても 、 家族とは会えないじゃん 。
なんなら 、 ひとりぼっちになっちゃう ㅎ
… 1人になるのは 、 大嫌い 。
あの7人と一緒にいた方が 、
… 楽しかった っ 。
彼奴らは人殺し 。
私の家族の命も奪った 。
なんだかよく分からなくて 、
その場に座り込む 。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。