第2話

1話
413
2019/06/08 02:40
捨て犬
くぅーんくぅーん
雨が降ってる中捨て犬がダンボールの中で震えて鳴いている
私はその子を拾い上げ病院に連れて行った
病院の先生
病院の先生
栄養失調ですね
私
そうですかー
ありがとうございました
病院の先生
病院の先生
お大事に
私
はい
病院を出てうちに帰るとさっきまで震えていた子が元気になっている
私
元気になってよかったー
私
あ、この子の名前考えないと
私
んー
どうしょうかなー
私
廉!
れんにしよう!
私
れんー
おいでー
廉
ワン!
トコトコ
私
きたー
めっちゃ可愛い!
なでなで
私
ん!ゴワゴワしてる
れんシャンプーしよ!
廉
ワン
私
犬用シャンプーないけど普通のジャンプーでいいよね
れんをお風呂場に連れて行った
私
あ!シャンプーの詰め替え取ってこないと!
私
れん
ちょっと待っててね
廉
ワン
シャンプーを取ってきてお風呂場に入ると
廉
おせーよ!早くやれよ!
私
え?
だ、だ、誰ですか?
廉
は?
何言ってんだ?
私
れんは?
れんをどこにやったんですか?!
廉
は?
ここにいるじゃん!
私
え?
れんは犬ですよ!
廉
俺犬だよ
クル!
廉
ワン!
私
え?
あっれん!
よかったー
れんを抱き上げてたられんが人間になった
私
え!?
重!
廉
ほらな
俺が廉や!
私
ほ、ホントに人間なの?
廉
いや俺犬やし!
私
人間の廉案外イケメン(小声)
廉
ん?
なんか言った?
私
ううん何も
もうシャンプーいっか
お風呂場から出て机にテストが置いてあった
廉がそれを見て
廉
おい、なんの仕事してんの?
私
きょ、教師だけど?
廉
へー

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