第3話

3,723
2018/10/17 08:35


お互い息が荒くなってきて、


入れる直前にあなたがハッとした。






「ねぇ、テテ.....つけた?」


「...あっ、」






やばい...夢中になりすぎて

切れてたの忘れてた。






「...ごめん、切れてたの忘れてた...。」






そう言うと、びっくりした顔のあなた。


いつも付けてないと怒るあなた。

さすがにダメだよね...やっぱり終わらないと。





「ごめんね...やっぱ今日は」

「いいよ」

「.....え?」







一瞬、耳を疑った。







「テテなら...いい。」


「...あなた、ほんとにいいの?」


「うん、

それに、今までも何回かやったけど何も無かったじゃん!」



あなたがそう言って励ます。

冷静に話してるけど、俺今本当にやばいし

こう言われると限界が来そうで、
ずっとこらててる。



「そう...だけど。

でもそれは、中じゃなかったし

今、ほんとに止められそうにないんだよ?」









俺がそう言うと、

あなたはちょっと困った顔した。


だけどすぐ顔を赤くして







「テテだからいいって言ってるでしょ」






強気にそう小声で言うあなた。




可愛すぎて無理、ほんとにやばい...。






あなたの全部、ほんとに全部が好きで

大好きで、








あなたもそう思ってくれてるといいな。

毎日毎日、そう考えながら

夜不安になったりするんだけど





「テテ...愛してる...っ」






泣きながら抱きつくあなたを見ると、


俺の悩みなんてちっぽけだなって思う








「俺も...大好き

愛してる...あなた」







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