前の話
一覧へ
次の話

第1話

隣のキムさん
523
2018/10/16 10:11


私はマンションで一人暮らし、
もちろん彼氏はいませんよ、


でも最近良く会う人がいる。

それは隣のキムさん。私は名前を知らないから下のキムさんで呼んでる。


あ、また会った。


「おはようございます、今日も朝早いですね」

『おはようございます、はい、OLの朝は大変ですよ?w』

「そうですか、w頑張ってください。」

『ありがとうございます。行ってきます。』

キムさんは本当に美しい。世界の美とも言っていいほど美しい。
今日は目の色青色だ。


そう、キムさんはカラコンもすごい。
毎日毎日違うカラコンを入れてる。
前に教えてくれたけどキムさんはモデルをしてるらしい。



『おはよー、グク』

「せんぱーい、おはようです
今日もブスっすね」

『おいコラ真顔でやめろ。』

「すいませーん、てか今日もイケメンのキムさんに会ったんですか?」

『勘が鋭い、、今日は青色だったよ、』

「へぇ…目痛くないんすかね、」

『そんなの知らないよw』

「先輩、ずっと言おうと思ってたんすけど、先輩の部屋穴空いてますよ?」

『え、なにそれ、空いてたっけ?』

「はい、空いてましたよ、そこからキムさん見れるんじゃないんすか?w」

『やめてよ、w見てみよっかなーっw』

《早く仕事しろー、》

「『すいませーん』」

こんな事があって今日は仕事終了。


家に帰ってる途中
グクに言われたことを思い出して部屋の穴を探してみようと思う。




『え~、どこに穴あるの~

うそ、、あった。』



穴がある壁の向こうはキムさんの家だった

覗いてみると

真っ赤だった。キムさんの部屋って赤なんだ…なんかクールでキムさんっぽい。

黒い影のキムさんはうろちょろしてる。
たまに止まってぼーっとしたり、
ゆっくり歩いたり、
家でも忙しそうだな…
少し微笑ましい。


次の日の朝。

この日はキムさん緑色のカラコン。

今日は思い切って名前聞いてみようと思う。

『キムさん、おはようございます、』

「あ、○○さんおはようございます。」

ここで私は凄く不思議だった。








なんでキムさんは私の名前知ってるの。。








プリ小説オーディオドラマ