js side
ゴヌを追いかけてダイニングに行くと、
テーブルには思ったより多くの皿が並んでいた。
『 ゴヌって料理、得意だったっけ? 』
「 久しぶりにしました 」
椅子に座るとゴヌはまた口を開いた。
「 前から思ってましたけど、朝弱いですよね笑 」
そんな笑うことでもないのに …
『 そんなふうに思ってたの ? 笑 』
「 はい笑 」
ゴヌはそう言って、当たり前のように
僕の皿に料理をよそった。
『 飲み物取ってくる 』
そう言って席を立ち、ゴヌ横を過ぎた時だった。
「 まだその香水使ってるんですね 」
『 やめる必要ないでしょ 』
『 ゴヌだってまだ ─── 』
言いかけた言葉をさえぎるように
「 やめる必要ないので 」
ゴヌは僕の言葉をなぞるように言って、少し笑った。
gw side
久しぶりに誰かと食べるご飯は美味しかった。
いや、ジュンソと食べれたから美味しかった。
「 そういえば、朝電話してた人… 」
『 聞こえてたんだ 』
「 サンウォンとかいう人ですよね ? 」
今は他の人の話なんかしたくなかったけど、
どうしても気になってしまった。
『 うん、仕事の後輩 』
『 サンウォンがどうかした ? 』
「 この前、駅の近くで見たんです。 」
「 楽しそうに話してましたね 」
『 いや、普通だよ 笑 』
本当に普通 ? あれが ?
あの時見たジュンソの笑顔が頭に残っていた。
そして、その思いを口に出してしまった。
「 嫉妬しました。」
言ってから、自分でも驚いた。
ジュンソも驚いたように箸を止めた。
『 そんな事言う性格だったっけ ? 』
「 ちゃんと伝えないと、手に入らないと思ったので。 」
「 俺の前ではもう、あんな顔しないのに 」
ゆっくり視線をあげて、ジュンソの目を見て言った。
「 … 俺にも、あの顔してくれませんか 」
js side
『 あの顔って、どんな顔かな笑 』
はぐらかすように僕は言って、
会話を終わらせようとした。
「 俺が好きな、あの顔です 」
ゴヌはそう言って、また目を伏せた。
少し間を置いて、僕は言った。
『 … 朝から重いよ 』
「 重すぎるくらいがちょうどいいと思ってます 」
その〝 重い 〟は、
多すぎるくらいの朝ごはんのことなのか、
それとも気持ちのことなのか。
どちらで捉えたかは分からなかった。
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中々いい展開では ?!
続き書くのが楽しみです‼️












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。