第3話

(♕)genki iwahashi
1,641
2019/02/24 03:45


玄樹「あなた!! 一緒にかーえろ!!」





私と幼なじみで同い年の玄樹は、



授業が終わると必ずこう言う。



だから私も決まって、





あなた「いいよ」




なんて笑顔で返す。



玄樹は他の女の子たちと話すより



気が合うからいつも一緒にいる。



逆に玄樹といない時…ある??ってくらい笑








そんな玄樹は私が玄樹のことを恋愛的に、

思いを寄せていることを知らない。











今日もいつも通り、



玄樹の家と私の家の近所の



カフェに寄って放課後恒例の談笑会…



と思ったら、











玄樹「今日はさ、俺ん家…こない?」



あなた「げ、玄樹の…家?笑」



玄樹「うん、そうだけど。笑」



あなた「いい…よ?笑」



え、玄樹の家なんていつぶり!?



小学3年生か4年生の頃した、玄樹の誕生日パーティー以来だっけ。




そんときもなんかよくわかんないことお願いしてたなー。





幼玄樹「ずっとあなたと一緒にいれますように」





って。笑笑





そんなことは置いといて、





玄樹「ついたよー」




相変わらず大きい玄樹の家は



私の家と比べ物にならない。



あなた「めちゃ久々~!!」



私は舞い上がってリビングのソファに飛びつく。



このソファは小さい頃から座ってたから、



なんか久々で落ち着く。



あなた「玄樹ママは??いないの~?」




玄樹「あ、母さん? 今日いないよ」



あなた「そっかぁ~。」



玄樹「ほら、俺の部屋。行くよ。」



あなた「玄樹の部屋…?笑」



え、初じゃね!?!?笑

てか、私なんかを部屋に入れて大丈夫??



玄樹「ほーらっ」



そう言って玄樹は私をソファから起こして、


私の手を取る。




えっ…手…繋いでる…??




なんか今日の玄樹おかしい…




玄樹「ここ、俺の部屋!てきとーにくつろいでて。いまお菓子持ってくるから(頭ポンポンっ」



ヘっ…?/////


あなた「わ、わかった…///(下向」





そう言って玄樹の部屋に入る。



綺麗に整頓されてて、そこそこ広い。



棚の上には昔の写真が置いてあって、



あのお誕生日パーティーの時の写真から、



玄樹ままと玄樹、私と私のお母さんが写ってる写真なんかも飾ってあった。



そんな中で、







これ…私?




公園で遊んでる幼い頃の私の写真が、





1枚、2枚…




合わせて5枚。可愛らしい写真立てに入って飾ってあった。








すると、




玄樹「はいるよー」




あなた「あ、うん!!」




まるでなにもしてなかったかのようについスクバに手を突っ込む。



ベッドに座っていた私は、






ドサッ







玄樹に倒される。






玄樹が覆い被さる状態になって、





あなた「どうしたの…?////」




玄樹「おれさ、もう我慢できないわ。ずっとずっと、ちっさい頃からあなたのこと好きで好きで…」




え…?どういうこと…?



私も玄樹が好きで好きで…



好きで好きでたまらないけど。




玄樹もだったの…?






玄樹「あなたは?」





あなた「わ、わ、私っ!? …す、好き。ずっと、ずっと前から…///」




玄樹はフフッと

微笑んで、


私の唇にキスを落とす。




あなた「げ、玄樹…」



玄樹「ごめん、今日は俺の好きにさせて」



あなた「え、うん…」




そう言って玄樹はまた私にキスして、


舌を絡めてくる。



あなた「んん…////」



いきなり離れたと思ったら



またすぐキスをして、



唇を吸う。




あなた「げんっ…きっ…////」




玄樹「あっ…ごめん。つい…」




あなた「いいよ。好きにして…?(上目遣い」



玄樹「ほんと?」




あなた「うんっ…////(コクッ」

































その後2人は夜まで体を重ねた_______。























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