第14話

#13
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2020/07/08 12:47
ななもり。
あなた!!
ひとりで留守番できるか??
あなた

やぁだ(´;ω;`)
無理(´;ω;`)
できない(´;ω;`)

ずっとこの繰り返し


俺から離れない



まぁ、俺がひとりで待っててっていったのが初めてだからかな
ななもり。
そんなにひとりやだ?
そうやってきくと、あなたは、うん。って答えてまた泣き出した
ななもり。
んー。弱ったなぁ…
ころちゃんの家は近いから5分もあればいける


でもあと12分だ



時間は迫ってくる
ななもり。
ころんくんのお家だよ?
すぐだから!
あなた

ころん…くん…?

ななもり。
そうそう!
あなた

あの、お猿さん?

俺は笑う暇もなくいった


ななもり。
そうそう!
だからいいでしょ?
いかせて!?
そういうと俺は突き飛ばすようにあなたを剥がした
あなた

いたっ…
うわぁぁぁぁぁん(´;ω;`)

火がつくように泣き出すあなたをみて、俺がいった
ななもり。
バカッ!!
こっちだって、泣きたいよ!!
そういった次の瞬間!
ななもり。
はぅっ…うぐっ…
なぜか、頭痛とめまい、あと、息がしにくくなった
あなた

お、お兄ちゃん?

あなたは泣きながら俺をびっくりしたようにみる
ななもり。
はっ…うぅ…あ…
俺は意識が朦朧としてきた



あなたが救急車を呼べるわけがない


電話まで身長が届かないから
ななもり。
あなた…
俺は意識がなくなる寸前につぶやいた



バタンっ


大きな音がきこえた



だが、びっくりする暇もなく、俺はそこで意識がなくなった

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