第15話

🐹
605
2021/07/30 17:29

✎︎____JIN __side______




このまま時間よ止まれ…!

危ない危ない、妄想の世界に行くところだった。

JIN
JIN
お肉のないプルコギは、僕のいないBTSですからねー!
…プルコギは肉がなきゃプルコギですらないだろ…

と、我ながら寒いギャグに1人ツッコミをいれつつ

あなたの元から離れた。

よし、何とか誤魔化せた?ようだ。
さっきのトッポッキも美味しそうだったし
これは楽しみだ🎵



全部で4つの班の料理が前に並べられる。
あなたの班の料理はこれか…!



ほかの班の料理を気づかれない様に
先生の方へ押しやり、早速食べる。



ふぉぉぉ〜!ウマーイ!!
と、そっとペットボトルの水が置かれる。



思わずすぐ手に取って一気に飲むと、
あなたと目が合う。



あなたは大きく目を見開いた後、
ふふっと笑顔になる。

その笑顔に見とれているうちに、
奥の自分の席へと戻って行ってしまった…






こうして僕はあなたに恋をしてしまった。

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