第49話

フジさんと双子ちゃん

112

2020/11/06 10:11

フジ

よろしくねおふたりさん

アイ

(｡  ｡`)ｺｸ

イト

よろしく…

〜フジside〜

今日は双子ちゃんがうちに来ている


レトルトさんが今日は遅くまで家にいないらしい

フジ

俺今から編集しないとだから、ご飯は少し待っててくれる？

アイ

(◍•ᴗ•◍)ゝうん

イト

(◍•ᴗ•◍)ゝうん

フジ

よしじゃあ…ゲームでもしてて
今Switchテレビ繋げるね


本当にいい子たち



これが悪魔だなんて



レトルトさんは言い過ぎだと思う



悪魔的可愛さって意味ならあってると思うけど

フジ

………よし…あつ森はやらないでね、進んじゃうから…後は…いいかな？

イト

フジ

フジ

んー？

イト

持ってきたやつしてもいい？

フジ

いいよ、忘れて帰らないでね

イト

うん！

フジ

なんかあったら呼んで
ヒラ来るけど遅い時間だから

アイ

分かった

いい子だなぁ



歳変わんないんだけど…小さい子に接する感じでしちゃうなぁ



ご飯は考えないとな…



…

フジ

………

アイ

←・・・(・ω・。) ｼﾞｰｯ

フジ

アイちゃん…どうかした？

さっきから俺の後ろからパソコン見てるんだけど…

アイ

((・・｡)(｡・・))ﾌﾙﾌﾙ

フジ

お姉ちゃんは？

アイ

寝ちゃった…

フジ

あー

イトちゃん寝ちゃって退屈なのか…

そこにいられても困るんだけど…

フジ

アイちゃん、俺まだ編集終わってないから…向こうの部屋にいて欲しいんだけど…

アイ

しゅん(´•ω•`๑)

フジ

あーごめんね怒ってる訳じゃないから…
あっご飯何食べたい？

アイ

えっと…


あれ？なんか小さくなって…


彼女が後ずさりしたかと思えばみるみるうちに小さくなってしまった

アイ

:;((•﹏•๑)));:ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

フジ

∑あーごめんごめん
怖がらせちゃったね…

この子繊細すぎ…無理もないか…


あんなことがあったんだし


髪染めてる時もずっと涙目だったし…

アイ

ん…

フジ

にしても…

アイ

ん？

フジ

よっと…かわいい

↑抱っこしました

アイ

あっあの…

フジ

どうしたの？
前はおねだりしたくせに

アイ

ん〜///

頭を撫でようとして手を引っこめる


危ない危ない…


この子は頭お触り厳禁だった

アイ

(* ᐕ)) ん？

フジ

ごめんなんでもないよ
やっぱり目綺麗だね

アイ

ん///

やっぱり言われ慣れてないか

フジ

(。・ω・)σ゛ﾂﾝﾂﾝ

アイ

やめて…

フジ

ごめん、怒った？
ごぉめん

アイ

(๑´• H •̀๑)ﾌﾟｸ

フジ

退屈だろうけどさ
これ終わったらご飯にするから
もう少し待ってて、ね？

アイ

うん…

俺はとりあえずアイちゃんをさっきの部屋に戻して待ってもらうことにした

フジ

これ終わったら相手できるから…
ごめんね何もなくて

アイ

ううん((・・｡)(｡・・))ﾌﾙﾌﾙ

本当にいい子！


そういえばアイちゃんって…イトちゃん並に駄々こねないような…？

アイ

ん？

フジ

アイちゃんもっとわがまま言っていいからね？

アイ

うん？

フジ

さっさと終わらせてくるよ

アイ

うん

寝ているイトちゃんの隣にちょこんと座るアイちゃんを見て俺は編集作業に戻った



…

フジ

はぁ…ご飯どうしよ…

疲れてるから作る気起きない…


レトさんにアイちゃん達外食でもいいか聞かないと…



〜♪〜♪

レトルト

『はいもしもし』

フジ

あっレトさんあの…

レトルト

『なに？あの子らやらかした？』

フジ

いっいやそれは全然…
ちょっと食事面で相談が…

レトルト

『ん？』

説明中

レトルト

『あー…でもあの子ぉら食べるから…サイフの中身消えるよ？』

フジ

マジか！？

それは困るなぁ


じゃあレトさんも外食行かせてないのかな？

レトルト

『連れてってもいいけど…財布大変なことなるよ？』

フジ

(やめとくか…)ごめんありがとう

レトルト

『まあ俺だから遠慮してないもあるから、フジくんになら言わないかもよ？』

フジ

うーん…

レトルト

『まああの子たちなんでも喜ぶし、好き嫌いもないから』

フジ

分かった…
ごめん来た時聞けばよかったね

レトルト

『いいよいいよ今何もしてなかったし、2人とも何してる？』

フジ

イトちゃん寝ちゃって、アイちゃんが退屈そうにしてるよ

レトルト

『あはは…まあいつもの事、アイはあの我慢するのやめて欲しいんだけどねぇ、じゃあ俺そろそろ』

フジ

はーい

さて…

フジ

ご飯にしようか？おふたりさん

イト

(◍•ᴗ•◍)うん

アイ

(◍•ᴗ•◍)うん

イト

あたしお腹すいちゃった

フジ

昼は俺が作ったご飯だけど…
夜は…君たちが俺の財布のこと考えてくれるなら…外食しようかな？

イト

ほんと！

アイ

ほんと！

フジ

でも食べ放題とかはなしね？

イト

うん！

アイ

フジ…

フジ

ん？

アイ

ありがと///

フジ

いいよこれくらい

俺が思わず頭を撫でようと手を出してしまった


〜アイside〜

アイ

ん…((((((.__.)ｽｽｽ…

フジ

ああごめんごめん！
ごめんねアイちゃん

イト

フジ、アイのこと泣かしたら
許さないからね！

フジ

もうしないから！
本当にごめんねアイちゃん

フジがわたしの頬に手を添えてきた


あったかい

アイ

(*ˊ ˘ ˋ*)えへへ｡♪:*°
フジの手あったかい

(( *´ `)"ｽﾘｽﾘ


お兄ちゃんの手もあったかいから…


お兄ちゃんなら…


怖がらなくていいのかな…？

フジ

(機嫌直ったかな？)
アイちゃん離してくれる？

アイ

もうちょっと(( *´ `)"ｽﾘｽﾘ

フジ

ご飯食べられないでしょ？
いつでも出来るから

アイ

うん(´ ˘ `＊)

イト

＞⊂(⑉･̆-･̆⑉)クイクイ

フジ

ごめんイトちゃん…

フジのご飯楽しみ


そして夜のご飯も…


お兄ちゃんいつ迎え来てくれるかな？

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第50話バイト組と双子ちゃん

チェーニ

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なぁな

編集部コメント

主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。