第37話

頭を駆け巡るんです
110
2020/06/05 11:27
イト
イト
ごっはっんっ!ごっはっんっ!
じゅるり(*´﹃`*)
アイ
アイ
~♪~♪
ヒラ
ヒラ
イトちゃんお菓子あるよ
ちょっと食べとく?
イト
イト
全部ちょうだい!!
ヒラ
ヒラ
あー
キヨ
キヨ
ラーヒー忘れたのか?
その子たち食べるよだいぶ
ヒラ
ヒラ
そうだった!
アイ
アイ
←・・・・・・(・ω・。) ジーッ
キヨ
キヨ
ほらアイちゃんも欲しがってる…!
ラーヒーがイトちゃんにしかあげないからだぞ?
ヒラ
ヒラ
えー!アイちゃんも食べる?
アイ
アイ
……(( ・ω・ *)コク
フジ
フジ
あんま食べさせないでよ?
女の子なんだから太っちゃうでしょ?
キヨ
キヨ
ギ○ル曽根体質だから
大丈夫なんじゃない?
こーすけ
こーすけ
それで安心しちゃっていいの?
イト
イト
パリパリ(・u ・)モグモグ
ビリッ…もぐもぐ…ビリッ…もぐもぐ…


∥彡サッ
こーすけ
こーすけ
イトちゃん流石に…
 お菓子の袋を開けては、どこぞのキャプ食いの如くほぼ吸い込むように食べるイトちゃん

それをこーすけが箱ごと取り上げて阻止
イト
イト
んー!かえひへー!
アイ
アイ
もぎゅもぎゅ…
キヨ
キヨ
アイちゃんも結構マイペースだな
こーすけ
こーすけ
食べるの遅いだけじゃね?
ヒラ
ヒラ
い○ぱい食べる君が好き♪
って曲流れてそう
フジ
フジ
イトちゃんは早食いでも行けそうだね
アイ
アイ
なんか口に入れてると落ち着く…
イト
イト
ねー
キヨ
キヨ
大食いの子の発言じゃん…
その後彼女達は夕飯も普通に平らげた
イト
イト
スピー…zzz
こーすけ
こーすけ
事切れたかのように寝ちゃったよ…
キヨ
キヨ
今日は俺とヒラ残るから、いいよな?ラーヒー
ヒラ
ヒラ
うん!俺あなたちゃんと約束したから!
『ねー』というヒラに心做しか嬉しそうなトーンで『うん!』と頷くアイちゃん
ヒラ
ヒラ
お風呂入ってきていいよ?
アイ
アイ
うん…イトはもう起きないと思う…
ヒラ
ヒラ
じゃあ俺運んどくね!
そう言ってヒラは奥の部屋へ

キヨはあとの二人を見送ることに
キヨ
キヨ
じゃあそういう事だから
こーすけ
こーすけ
おう、じゃあまた明日
フジ
フジ
俺これ片付けてからにするよ
どうせ2人とも片付けないだろうし
キヨ
キヨ
失礼な!俺だってな!
それくらい片付けませんとも!
こーすけ
こーすけ
そこ、それくらい"片付けます"じゃないの?
フジ
フジ
ってな訳だから
片付けたら帰るよこーすけ
こーすけ
こーすけ
了解しました( ̄^ ̄)ゞ
こーすけはそのまま帰宅し、フジは片付けたらそそくさと帰っていった
キヨ
キヨ
編集でもするか…
ラーヒースマホ弄ってるし…
ヒラ
ヒラ
キヨ編集するの?
キヨ
キヨ
おう…なんか暇だろ?
なんかゲームでもするか?
ヒラ
ヒラ
うーん…
キヨ
キヨ
ってなるだろ?
アイちゃん上がったらお前入っていいよ
ヒラ
ヒラ
わかったー






アイ
アイ
ふぅ…
あ…また色落ちちゃった

フジの奴も本当に取り敢えずなんだ…
アイ
アイ
さっさと染めちゃお…
半永久的に染めるやつをお兄ちゃんはくれない…

わたしに克服して欲しいんだと思う…

でも…


頭を駆け巡るんだ…この髪が真っ白だと…
アイ
アイ
おかぁ…さん…
ごめんなさい…




風呂場なのに…




絶対誰かに聞こえるのに…




涙が止まらない…




ギャン泣き…子どもが泣き叫ぶような泣き声が…風呂場を包んだ

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