38.2
ヤバいなぁ、、、
マジなやつやん、、、
高橋ですう。
はいい、、、熱がでちゃってえ、、、
話し方にキレがない
それは、いつもかもぉ、、、あの、、、
お迎えに来てもらえませんー?
辿り着ける気がせんのですぅ、、、
熱どんだけ?
38.2ですぅ、、、
今日は、来ないでいいよ
えぇーーーーそんなことあるぅぅ?
病院行って。インフルエンザかもしれんよ
インフルエンザぁ、、、そーゆーの、あったねぇ
あなたは、どうしてるかな、それしか考えてなかった、、、、
かあちゃん、あなた見てきて
仕事や。
あなた死んでる、1人で。
遊びすぎ!!2人とも!!しばらく会うなってことや!
でも、、、オレ、、、九州から連れ戻したん、、、よ、、、
大丈夫か?
死にそう、、、
まぁ、病院は夕方しか行けれん。寝とき
う、、、ん、、、
あなたちゃんち、行ったーあかんよ
帰り、見てきてやるから。
帰りって、何時やろ?
電話しても、あなた出ねぇし。
ふらふらの体で自転車かっ飛ばした、、、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!