パパは、3日後、半月こっちに来れることになった。
あと3日で、アパートに帰れる。
がんばろー
ひたすら、痛み止めを点滴してた。
恭平くんは、何も言わなかった。
目が合うと、少し微笑んでくれるけど、とてもとてもけわしい顔をしてた。
こんな怖い顔する事もあるんだね、、、
カッコいいなぁ。
大好き💕って、言いたい。
ちゅ♡ってしてほしい。
怖かったね、って抱きしめて欲しい、、、
そっか。
道枝くんに抱きしめられたまま、なんだ、、、
このまま、恭平くんは、あたしの世界から居なくなって、、、
アイドルとして、生きていく彼を見ていくんだね、あたし。
やだ、恭平くん
同じこと、考えてた、、、
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!