まーいっか、そーゆー遊びもこれが最後。
心のどこかに、恭平くんが来る事はない確信があった。←なぜ?
バイトを休んで、中島くんに尽くしてみよう、、、暇つぶしか!!!
チョコをかわいい箱に詰めて、ラッピングして、大きめ文字で、
中島くんへ
と書いた。
スタバで落ち合った私たちは、2時間くらいそこにいて、帰った。
夜、9時ごろ、バイト先の先輩の久保さんか、LINEが来た。
あなたちゃんの
イケメン彼氏、お迎えに来てたよ
今日はお休みしてるって伝えて帰ってもらったよ。
すみません、ありがとうございます。
一緒なんだと思ってたよ。
恭平くん、、、来てくれたんだ。
忘れてなかった、、、あたしの事。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!