おばさんが、いう
あなたちゃん。ありがとう
こちらこそ、恭平くんに命救われました
あの日の朝、もう、しばらく会うなっていったんやけどな、、、
え?なんで??
一緒にい過ぎ。さすがにまだ、高校生やで
3泊は、やり過ぎ
はい、、、
楽しい時やお?でもな、あなたちゃん女の子やし、、、子ども出来ちゃうことも、してんのやろ?出来てからでは、あかんのよ?
はい、、、
恭平はさ、あんなんやけど、まっすぐやん?走り出したら、止まらへんねん。ちょっと、あなたちゃん、力 貸してやってよ
ふふふ、、、はい
ん?なに?こーゆーことも、考えること、あるよ?
そーゆーんじゃない、止まらへんって、、、まさに!!やけど、わたしも、止まらへん子やもんなーパパも、止まらへん
2人して、止まらへんのか?
うん、かも。
めんどくさいわぁ
ねぇ、おばさん、来月パパが転勤で帰ってくるの。それまでは、、、時々、お泊まりしてもいい?
パパ帰ってくんのや?
うん、だからもう、連れてこられてしまった、、、
いいよ。でも、あなたちゃん、赤ちゃんはまだ、作ったーあかんよ
うん、結婚したら、やろ?
そう。そうよ
傷つくのは、女の子だけやで。な。
おばさん、少し寝て。
ありがとう、あなたちゃん、お嫁さんに欲しいな。でも、恭平にはもったいない、、、あいつ。なんとかせんとやな、、、
ポンコツ彼女だよ。夜ご飯まで、寝てて。
うん、、、ありがとう
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!