第210話

新しいこと
407
2020/03/26 05:02
恭平
明日、夜行ってもええか?
あなた

うん、待ってていい?

最近、こんな風。



学校終わっても、ホントやることない。
パパを玄関でまってんのもさぁ、、、


あなた

パパ、あたし、マクドナルドでバイトしようかな

パパ
いいんじゃない?
あなた

何かしないと、、、腐りそう。

パパ
うん、ちょっと気になってた。
あなた

だよね?ごめんね

パパ
あれだけどさ、恭平には、いいことなんだろ?
あなた

そーなんだよねー
10時ぐらいに来るって。

パパ
そうか。泊まってくんかな?
仲良くな。
あなた

うん。





なかなか来ない。
もう、11時近い。







なんとなく、お弁当の仕込みをする。


トントン、、、


包丁作業は嫌いじゃない。


たんたんとした作業はすき。




トントン、、、


ん?


包丁を置く


トントン、、、


玄関で音!!








あなた

はいっ



ばたん!!!



恭平
あなた♡



むぎゅーーーー♡




恭平
ちゃんと生きてた?
あなた

うん

恭平
かわいく?
あなた

たぶん

恭平
ダメじゃん
あなた

えぇ?

恭平
オレ居ないとこで、かわいいのはダメやて
あなた

ふふふ、いつもこんなレベルや

パパ
恭平!忙しそうやな
恭平
あ、こんばんは。こんな時間にすみません
パパ
なに?キモ、、、大人やったな、会話
恭平
そんな事も、たまにはー!!
あなた

入って。ご飯は?

恭平
食べたような気がする、、、
あなた

お茶ぁ?

恭平
うん、なんかあったかい物がいい
あなた

ココア?

恭平
うん♡
あなた

はーい♡

恭平
あなた♡



といって、後ろからそっと抱きしめる









なに?
なにかあったんでしょ?



首筋に顔をうずめてくる、、、



聞きたくないから。



黙って、ココアを入れる。




あなた

はい。

あなた

出来たよ




腰に回されてた手に、マグカップを持たせる。
恭平
ありがとう
と言って、私の部屋に入っていった、、、





少し時間をずらして、部屋に入って行くと、ココアをテーブルに置いて、ベッドにうつ伏せてる。




あなた

恭平くん?


ゆっくり寝返りした彼は、半泣きだった。
あなた

なんで?

恭平
全然会えないんだもん、、、
あなた

ふふふ♡それでそんな顔?

恭平
いや、仕事の事もある。
あなた

じゃあ、もう1個。
あたし、学校終わりにバイト始めるわ

恭平
は?💢
恭平
何言ってんの?
あなた

だって。腐りそうなんだもん

恭平
・・・そうか。そやなぁ。
恭平
あなたは、ずっと待ってんのやな、、、
恭平
どこですんの?
あなた

マクドナルド

恭平
それは、、、心配やないかい?パパが。
あなた

パパはいいって。

恭平
はーー??💢
そんでほんまに、親か!!
恭平
あ、ごめん、、、
恭平
何時まですんの?とか、
帰りはどーすんの?とか、
変な先輩がいてんのかもしれん、とか
恭平
そうだよ、考えてる、、、
あなた

ふふふ、予想通りよ♡

あなた

4時半とか5時くらいから、7時半ごろまでなら、パパに拾ってもらえないかな、とか。下心ありありだよ。

あなた

あんまり遅くなるのは、怖いし。家の事もあるからね、、、

恭平
主婦だな、、、
あなた

二人暮らしになったから、ちゃんと作らないと、悪い気がして。ね。お陰で健康。

恭平
うん、ちょっとやってみ?
恭平
意外に、あなたが嫌かもしれんし




ちゅ♡






ちゅー♡
恭平
なぁ、あなた?
あなた

ん?

恭平
ぎゅーってして。
あなた

うん





ぎゅー♡




恭平
あなた、心臓、かわいく脈うってんな
あなた

うん、明日も同じだよ

恭平
このまま、眠りたい♡
あなた

いいよぉ〜♡

あなた

おやすみ♡

恭平
うん、、、

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