女って生物は、子どもでも、大人でも、本当分からない。なのに、なんで好きになるんだろう、、、
その上、オレはお前の事なら、わかってるよ、みたいに言いたくなる、、、
わかんないから、わかんないって認識したくないから、わかってるよとか、言っちゃうのかな。
あなたは、恭平に会わないまま、東京へ行こうとしてる、、、
でも、あなたは恭平が好き。
そして、恭平もあなたを好きでいる、、、
わからん、、、これが今どきの高校生ってやつか?
本当にそのまま会えなくなる事もあるのに。明日が永遠に来るなんて保証はどこにないのに。
印鑑押して。
場所確認して。
トラックを見送る。
部屋に戻ったら、あなたはリュック背負って、オレのボストンを持って立ってた。
オレの荷物もあなたは用意してくれてた。今、どんな思いなんだろう。
新しい大学生活は、夢や希望のある、キラキラしたものなんだろうか、、、
それだけが、心配。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。