鳥の鳴き声とカーテンの隙間から射し込む
光で目が覚め時計に目をやると
針は朝の6時をさしていた。
「ん-っ‥アレから寝落ちたのか」
耳からイヤホンが外れて自分の隣にあった。
"昨日の事は夢‥だったのかな?"
等と思いながらもベッドから出てはリビングに向い
扉を開ければ誰も見当たらず
"やっぱり夢だったか"
と安心してはキッチンに向い。
キャベツを取り出し刻めば油を引き炒め始める。
"いい匂い。日向起きたのか"
いい香りが鼻に付けば目が覚めれば狐の姿の侭キッチンに向かうも日向は気付いて居らず。狐の姿から人間の姿へと変われば
料理をしている日向の背後から腰辺りに料理手を回し抱き締める体制をとり
相手の肩に顎を乗せては料理を眺め。
「いい匂いだな。」
「わっ!狐白居たんだ。狐白も食べる?」
抱き締められれば相手がいる事に驚きながら"夢じゃ無かったんだ"と現実に突きつけられれば少しどこかガッカリとし"そういや人間の物食べれるのかな?"と疑問に思えば興味範囲で狐白に言い。
「あぁ、食べる」
軽く1回頷けば抱き締めた侭離れず。
片方の手を腹部を伝えば日向のズボンの中に手を滑り込ませ下着の上から親身を指先で弄り
「ちよッ!狐白何してんだよッ‥」
狐白の長く綺麗な指で弄られれば手が止まり徐々に親身は熱をもち膨れ始めていく
「何って 別に何も?ほら炒めてるやつ焦げるぞ。」
大きくなっていく親身を下着越しから握ればゆっくりと上下に扱いていき。
「はぁッ‥狐白ッ。や…めろッ‥て」
昨日抜けなかったのもあり溜まってた欲が溢れだそうとする必死に堪えようとするも
躰は正直なのか勝手に腰が動き徐々に息も荒くなり始める。
「ふっ!俺向こうで待ってる」
日向の反応にもっと苛めたくなるも親身から手を離し距離をとればキッチンから出ていきソファ-にゴローンと横になった。
「えっ?わ‥わかった」
狐白の行動が止められればお預けを食らった気分になりガッカリという感情なのか、欲が満たされていない為なのか複雑な感情を抱くも手際よく朝食を作り終え。
机に並べ終えれば
「狐白出来たよ」
二人一緒に席に付けば手を合わせ
「頂きます」 「頂きます。」
机に並べられた料理を無言で食べて行くも
狐白が先に食べ終われば空になった皿を集めては流し台に運び
「ご馳走様。日向後で俺とこ来て」
と見詰めながらもサラーと述べては再びソファ-に行き
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。