あなたside
あ、と思った途端
アイツが荒々しく口を塞いでくる
なんなの…
喋ってる途中。アイツの手が器用に
私の服の中に入って下着を外す。
抵抗しようと思っても両腕を頭の上で
拘束されててそれを許さない。
そういい悪質な笑みを浮かべて楽しそうにしてる。
度々与えてくる強い刺激に耐えながら
言葉をつなぐ
そういい何かをし出すと思いきや
スカートの中に手を入れて
下着の上からなぞるように触ってくる。
急に指が入ってきた
アイツ自身が急に入ってきて
それだけで快感の波に飲まれそうになる
快感を逃がすために唇を噛み締める
そうすると、アイツが動かないで
私の腰を持っていた手を離して
私の口元に持ってくる。
急に優しくなる
調子狂うっつーの!
私が必死に言葉を繋いでいると
チュッと軽くキスしてくる
そう言い腰を動かし始める。
そして、私が唇を噛まないように
何度も何度もキスしてくる。
そしてそのまま二人とも果てて
樹が上に乗っかってくる。
重いけど、いまはそんなこと言う気力もない…。
バンッ
部屋から出てった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。