無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

38
2021/03/03

第14話

14
清春
清春
……こた
小太郎
小太郎
うん?
開いた手を小太郎に見せた。
小太郎
小太郎
うーん頭脳線が短いですねえ
清春の手のひらを見て言った。
清春
清春
違うやろ!w
清春
清春
もうやらんからな!
小太郎
小太郎
ねぇ〜ごめんってw
立ち去ろうとする清春の手を小太郎が握った。
小太郎
小太郎
許してよ〜
前とは違う繋ぎ方。小指だけじゃなくて、全ての指を絡めて繋ぐ、俗に言う「恋人繋ぎ」
清春
清春
そうやって言ったら許してもらえると思ってるやろ
小太郎
小太郎
バレた?
清春
清春
当たり前やw
人がいないから堂々と手を繋げる。
来たとしても距離を詰めたら手が見えなくなるから問題もない。
小太郎
小太郎
こんなゆっくりデートできるなんて思わなかった
清春
清春
ここにしてよかったな























あっという間に外が暗くなっていた。
小太郎
小太郎
もうこんな時間なんだね…
清春
清春
うん…
あからさまに悲しそうな顔をしている小太郎。
清春
清春
っ…なぁ、こた
小太郎
小太郎
ん?
清春
清春
旅館予約してあるんやけど…行く…?
小太郎
小太郎
えっ!!
小太郎
小太郎
ほんとに?!
反応の良さに思わず顔の筋肉が緩む。
清春
清春
ほんまに笑
小太郎
小太郎
最初から言ってよ!
清春
清春
この反応が見たかったんよ笑
小太郎
小太郎
じゃあ行こ!
移動中の車の中でもずっと上機嫌で鼻歌を歌っていた。
清春
清春
あんまいいとこちゃうで
小太郎
小太郎
2人ならどこでもいいの
清春
清春
そうやな笑
予約していた部屋は和室。
ほのかな畳の香りがいい匂いだ。
小太郎
小太郎
見てきよ!
小太郎
小太郎
外見えるよ!
清春
清春
2階の部屋やから綺麗やろ?
小太郎
小太郎
うん!
大したことの無い場所でもこんなに喜んでくれる小太郎が愛おしい。
清春
清春
ほんまに綺麗やなぁ…
小太郎
小太郎
……今日のきよの服どうしたの…?
清春
清春
え?
清春
清春
あぁ、新しく買ったん
小太郎
小太郎
ふーん…
清春
清春
なに?w変やった?
小太郎
小太郎
んーん、…逆
清春
清春
ほんまに?
清春
清春
よかったぁ
小太郎
小太郎
っ…そこは小太郎の服も可愛かったよって褒めるとこでしょ!
小太郎
小太郎
せっかく選んだのに…
小太郎が頬を膨らませてそっぽを向いた。
服のことを褒めて欲しいからこの話題を出したのだろう。
清春
清春
ごめんて笑
清春
清春
小太郎の今日の服ほんまに可愛かったで
小太郎
小太郎
ほんとに…?
清春
清春
ほんまに
清春
清春
こた逆ナンされてたの気づいてないやろ








────────────────────────


数時間前…
清春
清春
あっ、ちょっとまって
小太郎
小太郎
どしたの?
清春
清春
車にスマホ忘れたかもしれへん
清春
清春
ごめん、先中入ってて
小太郎
小太郎
早く来てね!
清春
清春
おう
車の中で充電していて、きっとそのまま取るのを忘れたのだろう。
清春
清春
やっぱりあった
案の定スマホは置いてあった。
すぐに充電器を抜いて小太郎の元へと向かった。






その頃、小太郎は入口付近で清春のことを待っていた。
女子高生B
女子高生B
ねぇ、入口んとこ立ってる人めっちゃかっこよくない?
女子高生A
女子高生A
え、どこどこ?
女子高生B
女子高生B
ほらあそこ!
女子高生A
女子高生A
ほんとだ!声かけてみようよ
女子高生B
女子高生B
まじ?笑
女子高生A
女子高生A
まじ!行こ!
女子高生たちは小太郎に近づいた。
女子高生A
女子高生A
こんにちはぁ〜
小太郎
小太郎
え?あ、こんにちは…
女子高生A
女子高生A
いきなり声かけちゃってすみません
小太郎
小太郎
いや、全然全然…大丈夫です
女子高生B
女子高生B
絆創膏とか持ってませんか?
女子高生B
女子高生B
靴擦れしちゃって…
小太郎
小太郎
あぁ…すみません…持ってないですね…
女子高生A
女子高生A
あー…本当ですか…
女子高生A
女子高生A
近くにコンビニあるとこ知りませんか?
小太郎
小太郎
えぇっと…
小太郎が困っていたとき、ちょうど清春がこっちに向かってきていた。
小太郎
小太郎
あっ!きよ!
女子高生B
女子高生B
え?
清春
清春
あっ、え、こんにちは…
小太郎は少しづつ清春の方に近寄った。
小太郎
小太郎
絆創膏欲しいんだって…
小太郎
小太郎
靴擦れしちゃったみたいで…
清春
清春
あっ…俺今怪我してるからあるわ
小太郎
小太郎
えっと…何枚あった方がいいですか…?
女子高生B
女子高生B
んー…わかんないから1回見て欲しいんですけど…
女子高生は小太郎の手を掴んで自分の足に手を近づけた。
清春
清春
!!
清春
清春
じゃ、じゃあ!持ってる分全部あげるので!
清春
清春
失礼します!
清春が女子高生に絆創膏を渡し、小太郎を引っ張って水族館の中に入った。















────────────────────────



そのことを小太郎に話した。